ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー:悲哀あふれる小作品
スターウォーズがものすごく好き!という訳ではないけど。
ど真ん中の世代だし、前回のスターウォーズ「フォースの覚醒」がすごく好きだったので、今公開されてる「最後のジェダイ」のまえの宿題みたいな感じで。
WOWOWで録画していたのをみた。
ストーリーはわかんないところもいくつかあったし、地味な感じで始まった。
スターウォーズはファザコンだよね。全体的に。
父親の系譜が重要なポイント。
ローグ・ワンもまさに。
女性が主人公。生き別れの父が帝国軍のエンジニアで、デススターの設計に携わってる。
スターウォーズにありがちな「ものすごい壮大なオペラ感」はなくて、それがすごく新鮮。
スターウォーズって、ゴッドファーザーのコルネオーネ家みたいだよね。
ああ、ダースベイダーだ、あ、C3PO、R2-D2!
映画の中で知り合いを見つけるような感じ。
今回の映画、かなりつらい。
主人公たちの行方がとてもつらい。
それだけじゃない。
手柄を横取りされる高官とか、(部下に切れすぎ)とりあえず働いてるだけのトゥルーパーズとか、なんかカルピス劇場的なものとサラリーマン社会的な悲哀も感じた。
ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー:戦争利権はここにも?
もう見てる人が多いだろうからネタバレ的に書くけど。
帝国軍最大破壊兵器デススターの設計に携わっていた主人公の父はこっそりと弱点をつくり、そこを攻撃すれば反乱軍にも勝ち目があるってことがわかった。
その設計図をうばいに敵陣へいくっていうお話。
いつも思うんだけど、帝国軍のストームトルーパーのみなさん、弱すぎる。
第一あの格好。ちょいちょい早歩きになるところとかかっこ悪いし、機能的じゃない。
庶民は帝国軍だろうが反乱軍だろうが実はどうでもよくて、生活ができればいいんじゃないかな?
そこからいろいろ考えた(笑)
まず第一にあのストームトルーパーの戦闘服。
実はかなりクレームがきてる。歩きにくい、戦いづらいと。
でもその服をつくってるのは帝国軍高官、もしくはダースベイダー関連企業で。
そこでの利権はすごい。だからやめられない。
帝国軍も前線で働くストームトルーパーたちは非正規雇用で、保険にも入っていない。
仕事がなくてしかたなく。
実際こんなに戦闘が多いなんて聞いてなかったし。
反乱軍のヒーローたちにやられながら「ああ、こんな死に方きいてないよ」って思ってる。
ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー:え?自己犠牲?おいおい。希望ってなんだよ。
主人公たちは敵陣で設計図を手に入れる。それまでの過程で仲間が何人も死んでる。
ゲートは閉まって、船も壊れ、もう帰るすべがない。
そこに、帝国軍のデススターの攻撃が。
星が一つ無くなるくらいの閃光が。
大きな波に飲まれる二人。
「お父さんは君のことを誇らしく思ってるよ」って。
おいおい!
なんだそれ??
その設計図を手に取ったレーア姫。「これは希望よ」って。
おいおい!
なんだその自己犠牲。
まあ映画的には面白かったけど、とても悲しい。
大義をささえに、大義によりそって、大義に翻弄されて死んでゆく人たち。
彼らたちは「生活」ができればよかったのに。
宇宙のチリになっていく。敵も味方も。
なんて思って、ちょっとしょんぼり。
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