ロマンチックに生きる【未来へのノスタルジーはファンタジー】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

先日の続き。馬出ブローインでの「川上健次郎さんと話す」の続編です。

 

ロマンチシズムはリアルの先にある

彼は僕が「リアル」と「ファンタジー」の間で喘いでる時に、すっとできた曲「彗星の夜」をすごく気に入ってくれました。

歌詞を少しご紹介

彗星が近づいてるから
アスファルトが焼けてるよ
みんな暑さに耐えきれず
ビールばかり飲んでるよ

物言わぬ 詩人たちの
集会が 今日も始まる

考えたって仕方ない
だってさ 相手は彗星だもん
男は空を見ては
別れた妻を思い出してる

モノクローム ゆるいカーブ
渋滞は どこまで続く

光の束 落ちて燃える
最後の夜は君と

未開の宇宙 とどくまたたき
今はもうない世界から

 

子供の頃、ほんの小さな頃。宇宙の話を先生から聞いてた時

「いま光って見えるこの星は、もう大昔になくなってるかもしれません」と言われた。

え?いま見えてるのに?ないの?

僕はすごく怖くなって。そのことばかりを考える子供だった。
いま、見えるのに、ない。
胸を締め付けられるような、それでいて少しワクワクするよな、甘いもの。

僕にとってのロマンチックはそんな感じ。

  1. 現在は、昔の僕が想像した未来。
  2. 僕は昔の自分にノスタルジーを重ねる。
  3. 未来はノスタルジー。

そんな思考があるのかも。

 

50すぎた大人がロマンチシズムを歌うことにとても価値がある。と言われた。嬉しいことだ。わりとどこへ行っても男性には「スカしたオシャレ野郎」と嫌われることが多いので。

救われる、と言われた。
それでもいいんだって言われてるような気がしたと。
そう言ってもらえると、僕にとっても「自分の居場所がある」気がする。嬉しい。

 

リアルは苦いよ。
でもリアルを飲み込んださらに先にロマンはあると思うんだ。
「男のロマン」なんていうクソみたいな考え方じゃなくてね。

現実を嚙み砕き、それでも悲観せずに「かつて光があった」ということを歌うべきだと思ってる。

 

社会の中で主語を持つこと

アートの発信者は主語を持つ。「私が」の場合が多いけど。
私はこう感じる。

それについて受け手も「私はこう感じた」と、主語を持つことができる。
アートに触れる良さはそこにある。

正解でも間違いでもない「個人」を持つことができる。

 

実際にそのものを見る前から、情報が溢れてる。
誰かの意見がぐいぐい攻めてくる。
何の前情報もなく何かに触れるのはかなり不可能だ。

世間の、同性の、同世代の「いいね」は可視化されてる。
誰もがどこかに属性を持ってるから、なんらかの偏見はかかってる。そこに属せば批判はされにくい。マジョリティに属する安心感春。

 

僕が星のことを教わったときのような「のんき」な世界ではなくなった。

だからこそ、アートに触れるべき。
アートに触れると、自分の住所がわかる。その会場にいる人が同じところに住んでいるんじゃなくて、それぞれ「心の住所」があるんだ。

自分の心を知るために、自分自身の場所を知るために。

100のいいねに、意味はない。
目の前の誰かにこの思いを伝えたい、伝えてしまった!ウザいのに!(笑)その一言のほうが何百倍も重い。

川上さんありがとう。ちゃんと言葉に出してくれて(笑)

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018





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