阿片戦争再デビュー:第9回斜め45度企画【人間は水でできている:園田游(舞踏)+レンカ(踊り)】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。第9回斜め45度企画レポート第二弾。

阿片戦争:バンドとして再デビュー

ギターボーカルに、ベース、朗読とリズムマシン。これをバンドというかどうかはちょっと微妙かもね。
でもここ数年思い描いていたフォーマットでようやく演奏できた。

阿片戦争。
西洋がアジアをバカにした戦争。最大の侮辱。
ヤク漬けにして、国を潰した。
香港島を奪った。

今は昔、植民地合戦。
そんな時代。詐取されるだけだったアジア。今でもこのクソ日本国はアメリカに隷属を続けてるけど。

でも、僕らは西洋音楽、つまり敵国音楽に夢中。その辺のジレンマというかネジレをコンセプトにした音楽をやりたいとずっと思っていて。
メンバーが集まらず一人で始めた第1期阿片戦争は福岡の才人「萠珈」とのデュエットで一瞬燃えて、消えた。

それから一年近く。
朗読にミヤ、ベースにトモを迎えて、リズムを機械に頼り、生まれ変わった。

全曲、阿片にまつわる曲。

  • 阿片戦争の概要
  • 阿片の成分
  • 阿片で酩酊した女の舞
  • 阿片病院を向け出した二人

などなど。

ガチガチのコンセプトと、見てて楽しいツートップ(&ワンバック)に仕上がったんじゃないかな。
夢のような酩酊感と浮遊感、それから落下する人生を歌っていきたい。

ライブをぼくちくがハンドカメラスマホで撮ってくれたのと、固定で撮ったのをとりあえず合わせて一曲ライブ動画作りました。
どうぞ。

テーマ曲でもある「my life , my wife」です。

 

ライブ重視!ガンガンやる!というのではないけれど、これからもいろいろ作品作っていきたいと思います。
バーやイベントスペースなど、暗くて小さな音でも似合う場所を探していきたい。
そう、阿片窟のような。

 

園田游(舞踏)+レンカ(踊り)

レンカさん。すごくお久しぶり。異形人と言うユニットでお会いしてもう、何年?
今回は舞踏の方とのデュオ。

踊り。
難しいと思われがち。受け取る側に「資質と教養」を求めるような。
でもそれって勘違い。

生まれた時から、大きかろうが小さかろうが、体は動かなくても何らかの「動き」を持っていて、それを意識で押さえつけずに放流すると踊りになる気がする。まあ、素人なので違うかもだけど。

音楽と一緒でデュオには間合いとか掛け合いとかがある。
お二人の踊りを見て、楽器を演奏するのと何ら変わりない「間」があるんだなーと思った。
もしかしたら誰かと何かをするときには必ずその「間」は存在するのかも。
「間」というのは、そこに上下関係が存在するとうまくいかない気がする。
上から下へ流れるだけの水には「間」は、ない。

二人はステージに出て、踊って、帰る。
その間にいくつのも「間」を作っていく。
ぴったりと重なる時、遠く離れる時。

受け止め、すかし、投げかえし、放っておく。

会場に柔らかい空気が流れたり、つい笑い声が漏れたり。

この「漏れる」って感覚が、すごく気持ちいいな。

踊りながら二人は汗だくだ。
緩やかに動く筋肉が熱を持ち、熱を放出するたびに汗をかく。
たらたらと流れ出る。

ああ、人は水でできてるんだなぁ。
美しいなあ。
動きも美しいけど、存在するだけでも人って美しいのかも。

これはヌードが美しいとか、造形が美しいというのとは違って「存在するってこと」が美しいんだな。

酩酊とは違うかもだけど、浮かんだり落ちたりしながら二人を見た。

 

レンカさんには「ミザルキカザルイワザル」にも参加していただけた。

 

さて次回は最終回。東京ディスティニーランドの巻

 

その前に

友人のやややさんが、この日のブログを書いてくれました。
ぜひお読みください

>>>第九回斜め45度企画に行ってきました!

 

 

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018





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