グッバイ・ゴダール!感想【いかにもゴダールの映画に出てきそうなかわい子ちゃん主演】映画ってほどではない

 

グッバイ・ゴダール!めんどくさい天才ゴダール

ゴダールの映画って、まともに見たことがある?
僕はベルモントの2作と、男性女性?だったか。
あとストーンズのワンプラスワン。

ゴダールの映画ってわけわかんない。
映画好きな僕でも、「勝手にやってる感じ」が馴染めないところもある。

でも、出てる女の子はほんと素敵。

言い方悪いけど、「女の子を撮りたい、ヌードにしたい」ばっかりで映画撮り始めたんじゃ(笑)

この「グッバイ・ゴダール!」はジャン=リュック・ゴダールの2番目の妻で、ゴダールの監督作「中国女」の主演を務めたアンヌ・ビアゼムスキーの自伝的小説を映画化したものらしい。

結論から言うとドキュメントのような重さも、映画としてのカタルシスもない。
ただただ「巨匠」ゴダールがめんどくさい(笑)

フランス映画の巨匠でもあり、映画の変革の主役でもあるゴダールを、ただただめんどくさい男として描き切ったのはすごい。

 

頭でっかちで、意地っ張りで、卑屈で、意地悪で、妻を信用せず、ジェラスガイ。

議論をふっかけては揉め事を起こす。

まあ、一緒にはいたくないし、関わりたくない。

 

だいたいこう言う奴でも「少しは共感するところ」を作るのが映画だと思うんだけど、徹頭徹尾「コケにする」だけ。
その分、見てる人の心を鷲掴みにするのがアンヌ役のステイシー・マーティンだ。

ゴダール的に

  • モノクロに切られたり
  • 意味なく裸だったり
  • カメラ目線だったり

色々と遊ばれるんだけど、可愛い。

 

あの頃の髪型で、ツイッギーみたいにやせっぽち。
本業はモデルさんのようだ。

 

 

彼女を見るためにももう一度見てもいいかな。

 

グッバイ・ゴダール!5月革命の最中、メガネを壊されてばかり

68年にパリで起こったいわゆる5月革命「Mai68」

僕が今興味を持ってる事件。フランスでは革命とは呼ばれてない。それくらいチンケな騒動だったらしい。
そこにとても惹かれる。

次のフォークオペラの題材は「五月革命」にしようかな(笑)

 

 

当時の大学体制に反対した学生たちの反乱が労働者を含む大規模な抗議運動に発展し、カルチェ・ラタンを中心に政府の治安部隊と激しい闘争を繰り返したものの、およそ2カ月でド・ゴール大統領に鎮圧されて幕を落とした。

この真っ最中のエピソードがこの映画の中心部に置かれてる。
ゴダールとアンヌふたりがデモに加わって行進したり、ゴダールが大学の集会で毒舌を展開しすぎて野次を浴び、とっとと帰るところとかコミカル。

革命を訴える、本人がブルジョア

その呪縛から逃げるように、商業映画を離れ、映画祭を中止する側に回る。
そういう「物分かりの悪さ」「立ち回りの悪さ」がゴダールの魅力になってるのかも?

めんどくさいけど(笑)

 

まだ存命する、自国のヒーローを、こんなに「ボロカスにする」ところがフランスのかっこいいところだなー。

 

【710号室】映画見聞録~映画が大好き~2019





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