こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
53歳にもなってバンドとかやってるていうと「いい趣味ですね〜〜」なんていう半分なめくさった(笑)ようなことをよくいわれるんだけど、先日、妻が友人に
「なんでバンドとかやってるの?」
ときかれて、う〜んなんでだろう?と思ったらしい。いっしょにバンドはやってる。スタジオで音を出すのは楽しい。じゃライブは?うーん、ライブはとくに「やりたい!」って感じでもないかな?と思ったらしい。
なんで人前で演奏したりするの?
お金をとって!
もしくはお金を払って!
うーん。
演奏の高揚感?
拍手がもらえるから?
承認欲求なの?
演奏が好きなら、演奏したらいいよね?
大きな音を出さなきゃいけないからスタジオは入んなきゃいけない。
でも、なぜ、ライブをやるのか?
僕も明確に応えられなかった。
これから書くことは「リスナー」として音楽を楽しんでる僕とは無関係で、「音楽をやってる側」の僕としてのみ書きます。
歌を作ることは、思ってることを形にしたいという気持ち。
それはとくに発表しなくてもいい。
実際ライブをたくさんやり始める前も、ひとりでずっと曲を書いていた。
(録音してなかったのが悔やまれるけど)
それを発表する場所がなくてもとくになんとも思わなかった。
曲ができるのがうれしかったから。
いまは毎月一回、できた曲を発表する場所がある。
そこでは新しくできた曲、もしくは昔作って最近歌ってない曲などを演奏し、歌う。
そこでは「評価」が発生する。
ライブは何人かの人が出演する。
その人の歌を聴くことになる。
共感したり、感心したり、つまんないなと思う。
でも歌う人がみんな「だれかに承認されたい」と思ってるとは思えない。
実際ライブを見て「だれが聞いてようがなんて言われようがかまわない。いま自分のために歌う」という人を見ると、その純粋さが胸を打つことがある。
逆に、エンターテインメントに徹して、お客さんを楽しませる、笑ってもらう。そんな人を見ても「すごいなぁ」と思う。
それは「喜ばれること」が承認なんだろうか?
テニスが好きな人は、テニスをするのが好きで
うまくなりたいから練習する。
実力を試したいから試合をする。
でもそこに「観客」は必要だろうか?あまり必要じゃないんじゃないか?
音楽はなぜ「観客」を必要とするんだろうか?
うまく答えが導き出せない。
ぼくは「自分が生きてるってことを確かめたい」なんていう承認欲求は誰にでもあると思っていて、ライブってそういうことなのかな?とも思う。
ギターが上手いね!といわれたいから練習するのか?それとももっと上手く弾きたいから練習するのか?そもそも上手くなるとか考えてなくて、一日中ギターを弾いていたいのか????
「ライブを見に来てください」というとき
- ノルマがあるから
- 一人でも多くの観客に聞いて欲しいから
- 自分を見て欲しいから
- 自分の作った音楽を紹介したい
- 拍手が欲しい
いろんな気持ちがあるとおもう。
実際僕も「見て見たいな」と思う人がいる。その人が告知をしないと見に行くチャンスを逃すから、告知は必要。
でも、告知だらけのSNSを見て、嫌になることはない?
それは「承認欲求のかたまり」にアテられるからじゃない?
音楽じゃなくても何かを表現したい人にとって、「それを見届ける人=観客」ってのがないと意味がないのだろうか?
何を見て欲しいんだろう。
わからない。
僕は
「一人で歌う時」は
僕が思ってることを歌にして、それを聞いてもらうことで僕という人間をわかって欲しいと思ってるのかも。
理解してくれ!っていうんじゃなく「認知してくれ」っていうのに近いかも。
僕がここにいるってだけのことを。
「バンドで演奏する時」は
楽器が交わる時の高揚感が好きで、弾いてるところを見てもらわなくてもいいくらい(笑)その瞬間に生まれる生の音がすごく好き。人の楽器と交わるのはそのひとの人生と交わるような楽しみがある。
JAZZってのはもしかしたらそんな楽しみ方なのかも??
「誰かのサポートで演奏する時」は
その人の音楽が好きで、そこに参加することによって、より一層「僕の好きな音楽」になるから。自分が好きっていうだけじゃなくて、「こういうフレーズがこの曲にはあうよなー」とか「ここでこんなギターいれたら、その音楽がかっこよくなるだろうな」とか思う。
アマチュアで音楽をやってる人の「あなたはなぜ音楽をやってるんですか?」を聞きたいなぁ。
【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019
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