トンタの森で会いましょう 2019→1945@ブローイン【岡村釦主催ライブ】秘密の街の秘密の夜

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

きのうは岡村釦主催ライブ「トンタの森で会いましょう 2019→1945」に出演して来ました。

岡村くんの主催ライブ

  • トンタの森で会いましょう
  • 6.19

に出演するのは、ある種類のミュージシャンにとっては「この上ない喜び」なんだ。
音楽の純粋さと、音楽の魅力と無力感と、それをさらに踏み越えていく「前人未到の地」を探す旅のクルーになることを意味するから。

今回の「トンタの森で会いましょう」は、爆撃による子供達の死という、戦時中は当たり前だった事実のうえに立つイベントで、参加するミュージシャンはそれぞれにその事実をひもといて、音楽で表す。
身を着るような覚悟を持って音楽を作る。

僕はどうか?

今回主催の岡村くんに声をかけてもらった。いっしょにユニットをやらないか?と。
それだけでもう1000%ハッピーなのだ。

誰かに声をかけてもらって、ギターを弾いたり、共に音楽をする。
僕が内側のドロドロとかキラキラしたものを出せるのは声をかけてもらえるからだ。

 

 

他の出演者は「トンタの森」を訪れたり、それぞれが解釈をしてる。
僕はどうか?

僕はあえて「音楽だけ」で弔うことにした。
生き延びていたら、出会えたかもしれない「自由な音楽」を演奏することにした。
彼ら彼女らのバックバンドとして、サポートギタリストとして。

戦争でなくなった多くの人が体験できなかった「自由な音楽」をやろうと。

戦争で死んでしまった人に「英霊」なんていない。
全ては戦争の「犠牲者」だ。
戦争に殺された人しかいない。国のために散ったとかそんなのはデタラメで、「敵国」か「自国」に殺された人がいるだけだ。

 

 

見たことないような大入りの会場。
初めて見に来てくれた人も。youtubeを見て、見に来てくれて、お花までいただいた方も。
ほんとうにありがとう。

5人の音楽家がそれぞれの持ち味を出す。
戦いのような、抱擁のような。祭りのような熱狂、嘆きの壁の前で踊るダンスのような。

馬出のブローインに集まったミュージシャンとその周辺のみなさん。

 

「いま、ここ爆撃されたら、福岡の音楽シーンはかなり「整理」されるだろうね」

 

そんな風に思った(笑)

 

僕は前日が誕生日で。
過去経験したことないくらいの不調で(まあ、わりと最近は不調なんだけど)
ぜんそくで咳が出るので周りに迷惑をかけた。ごめんね。
ドーピングにドーピングを重ねて、規定以上のヤクを投入して、息を鎮めて。
でも、わりと出ずっぱりで(笑)

「サニーは遠慮しらずの恥知らず」という評判をしっかりと受け止めて、やらせていただいた(笑)

 

福崎くんと

  • 失踪
  • ノックミーダウン

 

ケイクマガワと

  • SUNNY

 

ケイクマガワオールスターズで

  • 秘密の街

 

ユニット「武器よさらば」で

  • 憶えてる
  • アイムソーリ
  • トンタの森
  • ビューティフル
  • 武器よさらば
  • PKO

 

福崎くんとは彼のアルバムのレコーディングのために重要なセッションができた。
彼が思い描いてるイメージを掘り出し、具現化することができた。
僕は飛ばしに飛ばした(笑)

ケイクマは誕生日プレゼントに「SUNNY」をやってくれ、ギターで参加させてくれた。彼の曲のなかでも一番「ここではないどこか」のイメージが強いこの曲が大好きだ。
名曲がほんとにたくさんあるので頭にくるけど、この曲はほんと至宝だ。

みんなとやった「秘密の街」セッション。そーとー楽しかった。
ああ、合奏の楽しさって、これだよね。
持ち場があって、スポットライトが回って来て。
ぐちゃぐちゃになっておわる。

「武器よさらば」は、理想を訴え続けるユニットだと思う。
現実はどうだ、とか、そうはいってもねぇなんていう「軽すぎる自嘲」とは無縁の。
音楽で理想を描くユニット。
まるっきり違う二人が(僕らはルーリードとジョンケイルと思いこんでる。しかもどちらも多分自分がルーリードと思ってる笑)曲をあわせることで、距離感が出て楽しい。

 

 

サポートギターをここ2年くらいいろいろやって来た。
そこで学んだものは「曲をどう生かすか?」ってこと。自我を消して、曲のために生きる。
でもね、最近ちがうんだ。

馬出や折尾でだれかと演奏するときは自我を出しまくり、さらに音楽をぶっつけ、想像する。
それがとても心地いいし、素敵だ。
殴り合いのような抱擁だ。
これを今、僕は求めてる。

 

 

高橋プランクトンをはじめ、気を使わずに尊重し合うミュージシャンと一緒にやれることで、僕はぐんぐん磨かれる。ギターも上手くなるんじゃないか?と思う(笑)

「サニーにギターを弾いてほしい」というより「サニーと一緒にやりたい」と思われるのは本当に幸せだ。
幸せだよ。

 

ライブが終わって死に体な僕に、会場のみなさんがハッピーバースデイを歌ってくれた。
まだ生きなきゃいかんね。
こんな夜を迎えるためにも。

 

右手親指には血豆ができてる(笑)ほんとにさ、「いいころあい」ってのをしらんよね。

 

それぞれのライブレポはまた明日(笑)

 

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