滝沢カレンの考え方に鋭い光を見た【対決でなく、盛り上がるジェンダー】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

あんまりTVは見ないんだけど、先日妻が見ていた番組があって(つまんないひな壇番組)
そこで

「女性に生まれて得したこと、損したこと」っていうのがあった。
女芸人のブスいじりとか、結婚願望ディスりとか、あいかわらずTVらしい「人を笑い者にする」方法論で番組は進んでいた。
そこで滝沢カレンが

「男がやっても、ニュースにもならないし、すごいことやっても別に気に止められないけど、『女性』だといままで抑えられていた分、なにをやっても「女性初」ってなるからうれしい」

みたいなニュアンスのことを言っていた。
まあ、いつものように彼女の鋭く優しい視点は、「変な日本語いじり」へと変わっていったけど。(TVショーなんて「男性優位」を信じる男女が見て楽しむものだろうからしょうがないけどね)

あ、面白いんだよ、変な日本語も。
独特の言い回しとかシャープしぎて笑っちゃうところもある。
でもさ、「変な日本語を笑う」っていう文化と「日本人すごい」っていう文化は同じくらい閉鎖的で、つまんないことだとおもうよ。

 

 

僕はすごい、と思った。

これまで社会的な地位や、バックアップのなさによる成功例の少なさを「今まで少ないから、これから女性初って言われることが増えてくる」と超ポジティブに感じることができ、それを発言することができるってすごいな。

滝沢カレンとかにこるんとか、ローラ。
ぼくは彼女たちの発言が好き。

 

体制側にべったりで、安全な反論をして「喜こばれること」になれていたり、進んで社会の「捨て石」になるような偽自立タレント(たとえば指原とかね)が多い中、彼女たちの行動や発言は「個人」がしっかりある気がする。
テレビを見ないから本当のことはわからないけど(笑)

 

 

ふつう、既存の何かを壊そうとするとき、対決姿勢を前面にだすよね。
「権利」を前面にだして「私たちは正しい!君たちはもう古い!間違ってる!世界の動向から遅れてる」ってアジテートする。
そういう発言からスタートせざるを得ないほど、現状は危機的状況だ。
でも、このところこのブログてなんども書いてるように、その対立が「正しいことを孤立」させてしまうことも多くなる。

一般大衆といわれる「寝た子」を逆の方向に起こしてしまうんじゃないかと。

 

これが何かのヒントになるような気がしてる。
まだ、方法はみつからないけど。

 

眉間にしわを寄せ、怒りを表現する。
その怒りに同調する、共感するほど自分がコントロールできてる人は少ないんじゃないだろうか?
「こわい」と思ってしまうんじゃないだろうか?

ぼくもそう。
怒りをむき出しに歌を歌うときがある。
自分をコントロールできないから。
でも、歌なら歌を聴きに来てる人には響くだろうけど、普通の人には響かないんじゃないだろうか?
そもそも歌を「普通の人」に届けようなんて思いもしないけど(笑)。

 

どうか戦ってる女性のみなさん、もしくは「野党」のみなさん。
怒りだけでない「なにか」を味方にして、ぼくら眠れる大衆を「気持ちよく起こして」ほしい。

このままじゃ、ほんとうにゆっくりとした集団自殺を進めることになるから。

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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