キャンドルをさがしに【日常の散文シリーズ笑】外は32度、体感35度だってのに歩き回る犬

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

残暑。
まだ9月だからあたりまえとはいえ、激しい。
台風がいくつもきてるらしい。入道雲と濃い青空。

僕は自転車を飛ばして博多駅へいく。
レターパックで荷物をおくるために。ついでなので昼食にアジフライ定食でも食べようと。
猛烈な暑さにも関わらず、駅前では露天のイベントが開催中。
焼かれたコンクリートから上ってくる熱と、太陽の熱でもはや焼き鳥屋さんに「並んでるのか焼かれてるのか」わからなくなっているんじゃないだろうか?

LINEにメッセージが届く。
「バスセンターの100均でキャンドルを買ってください」と。
写真付きで。

郵便局とバスセンターは逆方向。今僕は郵便局の近く。駐輪場にチャリをとめて歩き始めたところ。
まあ、昼食のあとでいくか。

駅の地下の馴染みの定食屋さんでアジフライ定食を食べる。
はずが。
奥の方のカウンターに通されて、なかなか注文聞きに来ない。「すいませーん」「すいませーん」ようやく捕まえてオーダーする。

 

左となりは一人で海鮮丼をたべてるOL。
右となりは太った男二人連れ。大盛りの唐揚げ定食を食べてる。

アジフライは文句のつけようがなかった。
一匹目はウスターソース、二匹目はしょうゆ。
肉厚で、500円とは思えない。

 

さっと食事を済ませて、地上に上がろう。
ここがいちばんの難点だ。
博多駅には

  • 博多口
  • 筑紫口

という二つの出口があって、今いるのは「筑紫口」に近い方。

「空の見えないところ」では、どちらが何口かわからない。
きっと放射能と安倍政権のせいだと思うけど、僕は方向がわからなくなる。
進んでるつもりが、今きた道を戻ってたり。
「きっと右だと思うから、逆をとって左だ」と思うと右で正しかったり。

歩いて、位置図を確認しに行くと、決まって目的地は反対側だ。せっかく歩いてきたのに。
ようやく地上だ。旅行者だらけだ。
サングラスをかけた韓国人カップルは肌の露出がすごい。肉のはみ出方もすごい。

 

 

エレベータを登り百均へ。
ひろい。
あまりにも広すぎる。これは自分ではどうしようもなかろうと、店員さんに聞く。

 

「キャンドルとかはどこですか?」

インテリアコーナーだという。今の場所から真反対。
歩く。
コーナーを何度もぐるぐるまわるけど、わからない。
観葉植物。ハロウィングッズ。ハンガー。アロマキャンドルはあるけど、探してるキャンドルは、ない。

レジに行って

 

「キャンドルありますか?」

少々お待ちくださいとレジの女性はいう。呼び出しのボタンを押す。

「ぷーぷーぷーぷー」応答がない。イラつくレジ店員。

「ぷーぷーぷーぷー」

 

はいーと向こうから、なんとなく鈍そうな中年女性がくる。

「キャンドルをお探しです」というと、「お仏壇の?」という。
いえいえインテリアのと、LINEされてきた写真を見せると

 

「今のシーズンはないですね」

と。

 

ハロウィンが終わってから、クリスマスキャンドルらしい。

 

 

かなり歩いたことを無駄にしたくなかったので、なんか買って帰ろう。
かわいいボトルがあったのでそれと、小さなハロウィンの飾りと。食べ物の形のマグネット。

レジに並ぶ。

ボトルに値札が付いてなかったようだ。

またもや呼び出しのボタンを押す。

「ぷーぷーぷーぷー」応答がない。イラつくレジ店員。今度は男の店員。

「ぷーぷーぷーぷー」

はーい。とやってきたのはさっきの鈍そうな中年女性。
うーむ。なんか申し訳ないような…。

「これ値段確認お願いします」

歩いて行く中年女性。ああ、ちがう、そっちじゃない。そっちは食器のコーナーじゃん!
消えて行った。

「横でお待ちください」と列を外され、まつ。
帰って来ない。
見つかるわけがない。食器じゃないもん。
ようやく帰ってきて、インテリアコーナーへ。そうそう。そこ。

5分以上探して帰ってきた。

「100円です」

百均なんだからあたりまえやろうがーーー=!!!
と怒ったりはしないけど、なんだか心にモヤっとした種火が。

 

ビルを出る。

 

 

レターパックを出すの忘れた!でも、コンビニで買って、帰りがけにポストに入れたらいいか。
セブンイレブンにはいる。

フォーク式(並ぶのは一列で、レジの空いた順番で最後、別れるやつね)でなく、一列式。
こういう日はこんなもんだ!という見本のように、僕の列だけ進まない。
お弁当温め、税金の督促。カゴいっぱいのパン。そしてタバコ注文。

両となりはガンガン進む。並んでる間に三人はすぎた。

 

昨日「自分だけ悪いことが起きるのは気のせい」という文章を書いたにも関わらず、1日でそれを撤回したい。

 

ようやく僕の番が来た。

 

「あの、レターパックを」

「レターパックは取り扱っておりません」

 

僕は散弾銃で店中の客を血祭りにあげながらニヤリと笑いたかった。
アルパチーノのように。

でも実際は薄ら笑いを浮かべて、店の外へ出た。

 

 

反対側の郵便局に行かなきゃ。
ま、いいや。
郵便局なら、すぐに出せるし。

 

34度の炎天下。駅をぐるっと回りながら汗だくだ。
よくもまあみんな歩いてるもんだ。

 

郵便局でレターパックを買って、荷物を入れ、封をしょうとしたときに、一部忘れ物を思い出した。

 

思い出してよかったんだ。
ほんとにね。忘れてたら二度手間だったんだ。
わかる。
わかれ!

レターパックをカバンに入れて事務所に戻る。
炎天下のなか。

 

今帰って来た。汗びっしょり。
買って来たアイスを食べてる。練乳がちょっと落ちた。

 

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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