政治や環境問題は楽しくないと若者は参加してくれない(笑)みんな〜バカにされてるぞ〜〜

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

みんなの大好きなハンサム二世議員が大臣になって「クールにセクシーで問題解決にあたろうぜいえ〜〜いい!」
なんていう発言があったらしい。

まあ、彼の支持母体は「無知なご婦人」たちらしいので、支持層に向けたアピールにはちょうどいい。
彼の所属する政党は圧倒的な人気と白紙委任でいまや世界一の「お客さん」になってるから、日本中の半分以上の皆さんのレベルに合わせて発言する能力は高いようだ。

 

セクシーがどうとか、イケてるかどうかは置いといて(大臣の発言はさして重要ではないと思ってる)若い人たちには「政治は楽しんでもらわないと」だって。
ほんとにそう?

 

楽しむ?
投票したらゲームがあたるとか?
わくわくがとまらないとか??

 

おーい。
若い皆さん。
完全にバカにされてるよ。
君がバカならそれでもいいけど、バカじゃないなら怒ってもいいんだよ。

 

アメリカの若者は

政治や環境問題に若い人が参加するにはどうすればいいか?

という質問に

どうおもう?

 

「アメリカが規制を守っても、中国やその他が守らないじゃないか。文句は中国にいえ」
というアメリカの主張について

  • 中国でなにか問題が起きた時に、「中国もやってるからアメリカもやっていい」っていうふうになるなら、その主張もおかしくはない。けれど、アメリカ国内では問題の解決に尽力するはず。だったら他の国がどうとか関係なく、自分たちが良いお手本を示すべき
  • 「世界の大国、アメリカもやってないじゃん!」というふうにやらない言い訳に使われるだけ

とてもよくわかる。

 

こういう「次世代を自分たちの世代」としっかり認識して育つ若者のことを「あーあ。感情的になって。リベラルに利用されて捨てられるだけなのに」という大人たちがいる。数多く。

 

いま、僕らは絶滅しようとしてる。
そりゃ、自分や、自分の子供や、その子供の時代じゃない。ずっと先のことだけど。

 

”People are suffering, people are dying, entire ecosystems are collapsing. We are in the beginning of a mass extinction and all you can talk about is money and fairytales of eternal economic growth.

人々は苦しみ、人々は死にかけ、生態系全体が崩壊しています。 私たちは大量絶滅の始まりにあり、あなたが話すことができるのは「お金と永遠の経済成長」のおとぎ話だけです。

 

こんな鋭い指摘を最近もらったことがない。
そうなんよ。
「経済成長なければ環境保全なし」
多くの人がそう言ってきた。

  1. お金がないと保全はできない
  2. だからお金をまず稼ぐ
  3. お金ができたら環境保護に予算を回せる
  4. まずは景気回復
  5. まずは富裕層にもっとお金をまわさなきゃ

景気が良くなれば環境保全に予算がいく
経済成長すれば、生活に余裕が出て環境のことを考えることができる

これはもう絵に描いた餅「おとぎばなし」なんだよね。

 

僕らはもう、「楽しんでいる」時間はないんじゃないだろうか?
今必要なのは「怒り」ではないだろうか?

誰かを恨む怒りじゃなく
「なぜ隠していた」という怒り。
「なぜ気づかなかった」という怒り。

 

怒りを気持ちよく爆発させるのではなく、怒りを持続させること。

 

  • デモに参加しなくても、真実を調べてみる。
  • 声を高く上げなくても、なぜ真実を隠すのかを探ってみる
  • SNSで政治的発言をして「まじめか!笑」と笑われるようなことしなくても、どうやったら世界は良くなるか考える。

 

 

怒りを持ち、しずかに続ける。
多くはないかもだけど若い人の中にも同じように怯えて、怒ってる人がいるかもしれない。

 

怒りを爆発させる必要はない。
いつも静かに怒りを持って観察し、嘘つきにならないように努力する。

 

54歳のおっさんにもできるから、きっと若いあなたたちならできる。

 

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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