ぜち〜gn8mykitten〜歌を聴いて泣く【魂のゆらぎ2019】レポートその2〜1日目:異人たちが集う〜

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

とうとう始まった初日。
多分、いろんなSNSで様々な熱の入った感想が書かれてるので「またか」ってところもあるかもだけど。
出演者全員のレポートはかけません。
ほんの一握りの演者の感想を
僕の主観だけで書きます。

まだ38度台の発熱中なので、いつも以上に誤字脱字があると思いますが。ごめん。

 

 

オープニング(それからファイサルさんの代打)でうたった一二三くん。
先日のツトムさんのイベントでもバッキバキに輝いてた。
この日は出番早いからか、リラックスムード。
キンキンの緊張感はなかったけど、曲の良さがシンプルに出てた。
二回歌われた(笑)全焼全敗はリアルな歌だけに情景描写がすごくいい。
人の「どうしようもなさ」に溢れてて。

カマキリのような顔をした好青年。
体力勝負の野外イベントを実際に回してくれるのは一二三くんとケン坊だ。

今回、設営とかに参加できて一二三くんと少しだけ親しくなれたのはとても嬉しい。

 

あ、あらかじめ言っておくと、今回はカメラマンさんが入ってくれてるので写真は撮ってないです。

 

ぜちさん。
一つの世界を背負ってる人。
誰とも違う。

今回の魂のゆらぎのTシャツの素晴らしさよ。

ぐわんぐわんに歪んだちっこいギターから放たれる名曲たちは
地下室だろうと、廃墟だろうと、公園だろうと関係なくそこを銀河にしてしまう。

ぜちさんの「銀河」については別の日にもう一回きちんと書きたい。
「はなればなれが ぼくらのうたさ」
この一行に表現者のすべてがつつまれてる。
そのことについてはまた後日。

なんども、なんども「銀河」を聞いたけど、高塔山での銀河がいちばん「銀河に近かった」ような気がする。
台風が連れてきた雲の上にある、銀河に。

 

いつもここらで涙腺が厳しい状態になってるのに!!
さらに!
グンナイが畳み掛けてきた.

 

グンナイは、ただ、そこにいて。
そこに立って、叫ぶ。
きちんと考えられたしなやかな言葉で、叫ぶ。
喉を震わせて声を出して、それが空気を震わせて、人の耳に入り、体を震わせる。

「アマチュアアーティスト」の歌は、ここにいるひと、ここにいない表現者すべてを、さびしいうすら笑いから解放してくれる。
誰からもそっぽを向かれようと(実際はそんなやつはこの高塔山にはいないだろうが)高らかに宣言する。
「俺はいままでも、これからも、俺だ」と。

 

彼が歌い、大風が吹き、ステージ上に木の葉が渦を巻く。
悪魔に魂を売ったに違いないグンナイを象徴するシーン。

彼の歌が終わって、僕は嗚咽して泣いた。
ライブハウスで心構えして聞くんじゃなくて、コンクリートに惹かれたゴザのうえで聞いた歌は、飾り気がまるでなく、ぼくを突き刺した。

「なに泣いてんですかサニーさん」と彼は言った。
そりゃそうかもしれんが、泣かせたのはお前だよ(笑)

 

彼と同じ「音楽のない無伴奏ラップ」というスタイルをとりながらも、全く違う世界を背がいてくれるのがATAMANAXだ。

彼がまだモンローだったころから、僕は彼が好きだ。
あまりに綺麗なせいで、この世界から袋叩きにあうかもしれんなあと思っていた。
その通り彼は紆余曲折を繰り返し、彼自身が「水の流れ」になった。

グンナイから溢れるのは生活者の呟きや、夢と希望の沈殿物だとしたら、ATAMANAXから溢れるのはキラキラしたロマンチシズムだ。
生きとし生けるものがそのハラワタの中に持つロマンチックな残骸を、クールにかっこよく決めてくれる。

グンナイは博多駅がにあう。
中国の武闘映画が似合う。ジェットリーが似合う。
ATAMANAXは、ローマが似合う。
十戒が似合う。最後の晩餐が似合う。

 

この二人が対バンの日は絶対にお得だ。

ジェラシーや憧れとはちがうサムシングが、彼らを高みに登らせる。
北の狼、南の虎のように。

 

そしてATAMANAXはかわいいのだ。
この日も、愛されまくっていた。

 

さて次は僕ら「うるさい猫」なのだけど

 

つづく。

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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