牧畜業者という謎【久しぶりにソロライブを見て】彼女は鬼センスの塊だ

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

先日、ほんとに久しぶりにgigiへ行ってきました。
牧畜業者のソロをみに。

 

いまからもう10年くらい前になるかな?記憶が定かじゃないけど。
gigiが別の場所にあって。
写真を撮ってた僕は
よしえさんのおかげで出入りするようになった。

轟春子という、これまた一風変わったシンガーと一緒に演奏することがあった。
その流れで、春子の友人?の牧畜業者を紹介してもらった。

ぼくは最初「撲殺業者」だと勘違いしていて。ほら、当時、殴られたような「殴打メイク」というのをやっていたし。
どんな怖い人なんやろなぁと思ってた。

 

ぼくちくの(これが一番しっくりくるのでこの表記で)録音物を聞いた。「夜這い」というCD。
これがさ。
めっちゃすごかったんよ。
聞いたことがないポップ。
異国でもあり過去でも未来でもあるような。

 

この才能と一緒にやりたい!と思った。ま、僕の悪い癖だ。

 

 

二人でいちどライブをやったあと、ノスタルジアというバンド?を始めた。命名はぼくちく。
ウッドベースと、ぼくちくのボーカルと、僕のギター。
写真家でもあるベースマン「ガミー」の事務所でうだうだと喋りながら、セッションしたり、フォトセッションしたり。

 

ぼくちくはノスタルジアと同時にいくつかのバンドを始めてて、その中から生まれたもののなかに「ロンパリーチェ」ってのもあった。
最高にかっこよかったし、素敵だった。
今でも大好き。

 

 

同時期、二コランコランの人形劇のメインキャストとしても大活躍。

 

 

ノスタルジアが休止しても、本気すぎるコピバンやら、モッキーさん盛り上げ係やら。

去年は「ちびちゃん」というある種特殊なバンド?もやった。

 

 

ぼくちくとは付かず離れず、10年ちかく過ごしてる。
人間関係が続かない僕にとっては、とても貴重なともだちだ。

 

あ、昔話ばっかりになった。

この日のライブはソロ。
いろんな顔を持つぼくちくの基礎であり、中心部。

 

初めて見た頃もっていた真四角の拡声器で、独自のトラックを「ひしゃげた音」で鳴らす。

 

ぼくちくの「まんなか」は変わらないんだと思う。
ダンスビートとエモーションが表層で、まんなかはガーリー。

言葉を選んで、頭を使って、さらに喉が裂けるまで。

楽器は得意じゃないとはいうけど、不思議な楽器をたくさんもってる。
その不思議な楽器たちはきっと頭の中の倉庫に山積みになってるんだろうなぁ。

この日のライブのトラックをきいて、そう思った。
全てが頭の中にある。

 

 

単調なビートのように聞こえて、ぐしゃっと潰れてる打撲音のうえに、大陸的なメロディーがのる。
かと思えば

ポップなサビを打ちまくる「B面コレクション」のような曲
かと思えば

ゴージャスな毛皮の帽子でしゃなりしゃなりと歩く貴婦人と、
その彼女の馬を引く執事を同時にやる、みたいな分裂ぎみのポップス。

どんなにひしゃげていても、つぶれていても、ポップス。
拡声器のフィードバックも、割れたボーカルも、ボックスステップもシン・ポップ。

 

 

僕が知る前にもいくつかバンド、ユニットをやっていたらしい。
そのあと

ノスタルジア、たくさんのコピバン、ちびちゃん、るるる、デビルボディ。
その都度、相手の世界を食って、領地を広げてる。
そんな気がする。
常に勝利してるのは、ぼくちくだ。

ぼくちくと何かをやるのは、とても神経を使う(笑)
クリエイティビティが半端なく、真剣度が半端ないから。
あ、ステージでどつかれたりしてるのは「ショー」だからしょうがない。気にしてない(少しは気にしてる笑)

 

ノスタルジアで曲を共作?することがあって、
ぼくちくは

「お前の歌はいらんから、ギターだけひいてよこせ」

という。
最初は「なんじゃそりゃ」と思ってたけど、帰ってくる曲が素晴らしくて。
僕のギターは大したことないのに、僕の思いつかないメロディーと節が帰ってくる。
まるで魔法のようだ。
これらもきっと、最初から頭の中にある音なんだろうな。

天才だ。

またなにかやることがあるだろうか。
まずはぼくちくの鋭利なパンチに対応する体力をつけねばいかん。

 

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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