こんばんは、ブログアパート管理人のサニーです。
人間関係が長く続かない(笑)僕にも、古くからの友人ってのが、ごく少数いる。
エミどんはもう15年以上昔からの友人。
ツイッターというものが世の中に現れてきたとき、一番最初あたりにフォローしたような気がする(笑)
もともとは音楽を一緒にやっていた。
まあ、エミどんは他にもやりたいことがたくさん(恋愛とかね笑)で、音楽の関係は消滅した。
その彼女が数年前から「インタビュー」をやりはじめた。
最近また新しく「有償でのインタビュー記事」の活動を始めたらしい。
「ママじゃない私ポートレート」は、彼女自身がママの時代、「それ以外の私ってのも当然あるじゃん!」っていう気持ちから始めたんだろうから、動機を理解するのは割と簡単だった。
でも今度は?
「インタビューして欲しい人、募集します」
どうして、エミどんは「人の話」をききたがるのか?
単なる好奇心?
知らない人の話をきく?
もう一ついえば
「知らない人に話をして、それが記事になる」
ことを求めてる人がいる?
いろんな素朴すぎる疑問が浮かんだ。
ので、
事務所に遊びに来てもらったついでに、ちょっとだけ聞いてみた。
「はなしをきくひとのはなしをきく」というシチュエーションコメディだ。
〜自分のことをはなす、という覚悟は、実はいらない〜
お友達のことがインタビューにのっていた、他の人の読んでみて私も話したくなった。
それがきっかけで自分しか知らない自分のことを、他の人に話す。
軽く、「お願いします〜〜」って感じで。
そんなひとが多いらしい。
- 私の人生なんで語るべきものはない
- インタビューに出てる人に比べたら、私なんか
と考えがちだけど
実は「普通の、何の変哲も無い人生」ってのがまず幻想で(笑)その人にとってその人の歴史は「普通のこと」なんだけど、他の人にとってみたら違う。ものすごく違うことはないかもだけどね。
単純に「話を聞いてもらいたい」ってのは誰にでもあるよねぇ。
僕だってそうだもん。
ただ、自分から話すには「何から話したらいいかわからない」ってのもよくわかる。
出来上がったインタビュー記事を読んで
- ああ、こんなに自分のことを話せてる(話す機会がある)
- ああ、こんなに自分のことを聞いてくれてる
そう思うから、応募してくるんだろうなぁ。
エミどんはいう。
「自分は何者でもないけど、まったく価値のない存在だとは思わない」
突き詰めたらこれだと思う。
自分が何者か?を探したり、問うたりする映画のヒーロー、ヒロインではないけど「何者でもない」はずはない。
エミどんはいう。
「こちらがきくから、話しやすいのかも」
この「きく」ってのにはlistenもaskも含まれるのだろうけど、尋ねてもらえると、自分自身を深く掘り下げることができる。
掘り下げて行くうちに、今は忘れてしまったり、見えづらくなってる「その人が持ってる宝石」が見えて来たり、「持っていた実感」を思い出したり。
自分のことを話す=自分のことを思い出す
に近いのかなぁと思う。
自分が自分を掘り下げて、掘り起こした「過去の自分」が、文字となり「今の自分」が写真となる。
まるでタイムマシンみたいだ。
〜人の話を聞くってのは、自分の声をきくことになる〜
インタビューは1時間くらいだという。
その中でも相手の意見、気持ちなどを聞くうちに、聞き手のエミどんにも新しい意見、気持ちが湧き上がってくるらしい。
共感や、「そうそうそう」もあるけど、
私ならどうだろうか?
私ならそう考えるだろうか?
そういう自分に湧き上がるサムシングが、楽しいらしい。
人の話を聞くってのは、本を読んだり、映画を見たりすることと同じくらい、自分の心の中を「不意に違う角度で」見せてくれるのかも。
僕は人の話を聞けないひとだった。
最後までききなさいとよくいわれた。
それも、「あ!それっておもしろい!だったらさ!こうだよね」っていうのが湧き上がってしまうからだったなぁ。
エミどんはなによりも、人の話を聞くというお仕事に「意義を感じる」という。
潜在的に話を聞いて欲しい人は多くいるはずで、事例が増えれば「わたしも」っていう手があがりやすくなるだろう。
話をした当人にとってはもちろん意味があるし、
誰か他の人の日々や人生を「文字にして可視化する」ことで、他の誰かの心に「ふっと違うもの、あたらしい気持ち」が湧いて出てくることを信じてる。
- 話をする
- 話を聞く
- 話の内容を記事で読む
そのどれもが
誰かの心に触れて「忘れてた自分を思い出す」ことに繋がると信じてる。
だって私たちは何者でもないけど、まったく価値のない存在ではないから。
かんがえること、かんじること、ふりかえること、おもいだすこと。
その連鎖を産むのが、インタビュー。
まあ、このすこし真面目な話は、この日話した10分の一くらい。
あとはずっとくだらない無駄話。
僕は無駄話の上に花が咲くと信じてる。
でもま、たまには面と向かって「自分の話を聞いてもらう」ってのはアリだよね。
もちろん、インタビュー記事の内容は前もって確認をとってもらい、変更もできるのでご安心ください、とのことです。
【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019
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