劇団青春座【風花帖 小倉藩白黒騒動】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

土曜日、北九州芸術劇場に風花帖 小倉藩白黒騒動を見に行ってきました。

 

地元の歴史、物語を中心に創作して上演し続けてる、劇団青春座。
今回の公演は「小倉藩」のある事件を元にしたもの。

白黒騒動とよばれるお家騒動の発端は、江戸時代後期、文化8年(1811年)、小倉藩主小笠原忠固が朝鮮通信使(第12次)の上使役を無事果たし、侍従に昇進。更に幕府の老中職を狙い、性急な出世作戦を開始したことから始まった。

 

歴史物にはまったくもって興味がない僕にはいささかつらいかも?とおもったが
「うるさい猫」の相棒、山田彩虹がヒロインだというので、かなり覚悟して見に行った。

 

いい天気。小倉城。

 

先着50名にはお茶会付き

 

舞台は二部構成。
「起承」の部分は、説明と人物像にわらわらした。群像劇なんだけど。
頭フル回転になった。

「転結」はアクションもあり、緊張感あふれる舞台が繰り広げられた。
もう少し、一部が整理されてたらよかったかなーとおもったけど。

 

小倉藩に限らず、そんな団体にも「主流」と「反主流」ってのがある。
でもそれはどちらかが間違ってるわけじゃなく、ただその状況下で「優勢」かどうか。

そして、人には出世欲なんてものがある(僕には残念ながら、ない)ので、小倉藩のなかでトップにたてば、さらにその上「国家」のトップをねらいたくなる。
「地元のため」っていう純粋な気持ちもあったかもしれないけど、欲望に火がつくとなんでもやる。
その巻き添えになるのはいつも庶民。

この国の今にも似てるよね。ひとは変わらないってことだ。

ある意味「ゴッドファーザー」を見てる気分になる。

 

小倉藩勘定方印南新六(大山翔平)は、生涯をかけて守ると誓った女性・吉乃(彩虹!)のため、
意に染まぬ刺客として藩の騒動に巻き込まれていく。

 

 

純愛という扱いだけど、「人を愛する」「人から愛されたい」という欲望は、人間の根本だよね。
でも江戸時代ではそうではなかったのかも。

結婚は家が決めることだし、女は嫁ぎ先を選べないし。後継をつくだけの役割とも言えるし
男は働き、稼ぐ。サラリーマンである藩士なら、出世することが人生の目標。

そんな時代に「誰かを愛する」なんて。
しかも、人の嫁になったのに。

お家騒動に巻き込まれ、武士としての誇りはないのか!となじられても黙って、ただひたすら影になり表になり彼女を守る。
かっこいいよね。
でも、めんどくさい時代。

 

しかも、その心を薄々知っていながら(笑)翻弄する結果となる吉乃(彩虹!)

 

彩虹がかっこよかったよ。
身内びいきではないと思う(笑)
お着物での立ち姿もかっこいいし、発声も。びしっとしてた。
ライブで歌詞を飛ばしめくってるヤツと同じとは思えない(笑)

この時代、女であることはハンデでしかない。
自分の人生をいきるなんてとんでもない。
男たちの、組織のいざこざに振り回され、それでも子供を育てる。

その切なさと、苛立ちと、諦めながらもまだ、「きちんと生きよう」とする姿。
とてもよかった。

しかし!このプロフの写真たら!

 

このお芝居の中で一番共感できたのが、吉乃の尻を触りまくる(笑)伊勢勘十郎だ。
仕事や、出世やなんかより

「あいつに恥をかかされた!絶対に、どんな手を使ってもこの借りを返してやる」

っていう気持ち。
いや、そりゃ悪い男なんだけどね。
酔っ払っておんなに絡むんだから。
でもさ、その頃の「男にとっての女性」ってのは、家で待ってるか、遊ぶ女かくらいだろうから。
つい、やっちゃったんだろう。
それを根に持って、権力と人脈を使ってグイグイと追い詰める感じ、すごく気持ちが良かったろうなぁ。

最後はやられちゃうところもいいね。

 

素人役者の市民劇団。
でも、すごいがんばってる。
途中セリフが詰まったおじさん見てて「がんばれ!」って言いたくなった(笑)

舞台装置や転換もほんと素晴らしい。
さしが75年の老舗劇団だ。

 

みんさん、お疲れ様でした!

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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