第7回トンタの森で会いましょう@馬出ブローインその2【僕らは滅ぶ。君たちのいる場所にはいけない】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

さて、第7回トンタの森で会いましょう@馬出ブローイン。
武器よさらばのために作った曲は実はたくさんあって。
毎回新しい試みができるから楽しい。

僕個人の作風ではないかもしれない曲もやれる。

今回のぼくの三曲は

  1. 滅ぶから大丈夫
  2. ポップソング
  3. デッドマンウォーキング

です。

 

「滅ぶから大丈夫」は僕もトンタの森について、子供たちと燃えていったあの木について歌おうと思った曲。
いまもあの木の根元ですわってこの世界を見てる子供たちを。
大丈夫だよ、僕らは滅ぶから。
君たちの邪魔はしないよ。
そんな気持ちで書きました。

そう、その場所に行かずに。

このことについて少しだけ。

 

 

武器よさらばのメンバーやこのイベントに参加する人たちは、このトンタの森の事件をきちんと調べ、現地へ行き、そこでしか感じられないであろう気持ちを作品にする。
それが一番正しくて、リアルだ。当事者に寄り添うことから始まるから。

だからこそ僕は遠くから、思いをはせてみた。
現地に行けない人たちの気持ちになって書いた。

何かをするとき、何かについて話をするとき。
同じ意見がまとまりやすい。
ぼくら「武器よさらば」は、目指す場所は同じでも、登山道が違う。ルートが違う。
そのことにとても魅力を感じてる。
反対、じゃない。方向性が違うんでもない。
手段が違うだけ。
そのことの重要性を感じてる。

戦争を繰り返さないと願う人というだけで、いまや「少数派」なのかもしれないけど、その中でも多くを占める「現地には行けないけど悲しい歴史を知っている人」の側に立って作ろうと思った。

 

 

前に岡村くんが「頓田の森の事件の当事者でもないのになぜやるの?」と言われたことがあるといった。

当事者じゃない?
この国に生きてる人で、この世界に生きてる人であの悲惨な第二次世界大戦の「当事者じゃない」人なんていない。

民間人の被害者数:3800万〜5500万(飢饉病気によるものは1300万〜2000万)。
軍人の被害者数:2200万〜2500万。捕虜としての死者数も含む。

こんな戦争の当事者でないって考えが恐ろしい。
誰もが反対しなかった、止められなかったこの戦争。
加害者でもあり被害者でもある戦争。

その当事者の子孫で、二度とこんな「無益な殺人」を繰り返さないと願うべきなのに。
まあでも、「僕らはもう近い将来滅ぶから、君たちのいる場所にはいけないから大丈夫」というねじ曲がった怒りと愛情を曲にしたかった。

 

 

ポップソングはまさにポップソングのありかたについて。
どんなときも、安倍みたいなクソが天下を握ってて、多くの人が追随してるクソな世界でも
「僕らの愛したメロディー」を続ける。
それがポップソングの役割かなぁと。

自分では絶対書かないであろう、歌わないであろう明るい歌。
でも大好きな歌。

辛口のカレーライス口にしては笑い
深煎りのコーヒー口にしては笑う

そんな世界をずっと続けるためのポップソング。

ま、そんなこと言いながら

「PPMみたいに女の子とバンドを組みたくて募集したんだけど結局女の子は来なくて、しかたなく男四人でグループを組んだ1970年の学生バンド」という設定をして、みんなに伝えた(笑)

 

 

もう一曲はほんとうは違う曲の予定だった。
でも、数日前に聞いたニュース。自殺させられた人のニュース。口封じのニュース。
それを平然と笑う人が天下の今。

人が自殺したといわれてヘラヘラと笑う人と、その人を応援する人の集まりのこの国。
なのにアマビエという伝説の半魚人にお願いして、盛り上がってそれでおしまい。
最悪じゃないか。

結局みんな首つり台に、自分の重さでぶら下がってるだけじゃないかと。

死刑囚が死刑台まで歩く「デッドマンウォーキング」
今時代はまさにそれだなあと思って。
3日前に作った。

メロディーもおぼろげだけど、できあがったのもはすぐに歌わないと。

今の気持ちだから。

 

 

僕は歌を作って自分の精神の均衡を保ってる。
今回もそうだった。

こんな世界いっそまわるのをやめちまえと思う。
でも止まらない。
止まらないなら僕は作る。

 

【801号室】ガーリーおじちゃんは全く役に立たない2020





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