wellcome back!【3ヶ月ぶりのブローイン】場の空気をすって、場に返す。 それがライブ。LIVESはLIFEの複数形

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

コロナ戦禍のなか、言われなき差別の対象となった「ライブハウス」
3月の終わりに出演していらい、自粛(と言うなの軟禁)が続いていた。
差別があれば、支援もある。
ネットでの支援活動があちこちで起きて、いま、なんとか廃業せずにおれる場所もある。

毎月のように歌ってた(まあ、ここ以外にはあまりないんだけど)馬出のブローインに帰ってくることができた。

人が生きていたって、帰ってくる場所がないと帰れない

ほんとうにそんな思いでいっぱいだ。
予断を許さない、油断のできない状況ではあるけど、「無観客」に近い再スタート。

出演者は自らの体温をかき、名前を書き。スタンバイする。
歌ってない時はマスク。
飲み物もままならず、食べることも難しい。
お金を落としたいけど、それもなかなか難しい。

さあ、思う存分営業してくれ。でも条件を守ってね。
自粛から自衛へ。
つまり、行政はなにもせんからね。

歌い手と観客の前には透明のアクリル板。

終わったらマイク、アクリル板、その他周辺を消毒して次の演者に回す。

 

そんなにしてまで歌いたいのか?
それは僕にもわからない。

音楽という「道楽」とも「アート」とも呼べるもの。
そのショーケース、アンテナショップともいえるライブバー、ライブハウス。

ほとんどの人にとって必要でない場所。
なくなっても、とくに支障のない場所。

でも、そこに集う人たち。
周りからの、身内からの、会社からのプレッシャーもあるなか、わざわざ「虎穴」に入る人たち。

 

出演の方々、どれも「腹の座った」演奏だった。

 

僕はこの日ずっとソワソワしてた。
毎月やっていたのに、どうしていいかわからない。

まず、大きな声を出してないので、声が出るかどうか?
ギターを思い切り弾いてないのでひけるかどうか?
たった25分間だけど、体力が持つかどうか?

怖かった。

 

でも、ギターをセッティングして(電池が切れていた)チューニングして、座って。
ライトが落ちたら、すっと、肝が据わった。

 

Welcome back 忘れちゃいないよ
Welcome back 忘れられないよ
月は雲に隠れたって
なくなるわけじゃないのさ

星は昼間見えないだけ
ちゃんとそこにあるんだよ

ようこそまた会えたね
信じてはいたけどさ 
すこしは心配したよ
ようこそまた会えたね
さあもう一曲きかせてくれないか 

 

当たり前の毎日が帰ってくることはあるのだろうか?
音楽やアートが必要でない人たちが決めた「新しい生活様式」なんていうルール。
莫大な金を無駄遣いしながら、紙に書かれた意味不明の言い訳を読むだけの仕事の人たちが、文化芸術という「無駄」を殺そうとしてる。

でも、無駄は絶対に死なない。
この日そう思った。

 

僕は物語を作るのがすき。
でも作られた物語は僕の部屋の中だけで朽ちて行く。

もちろん「配信」とか、新しい音楽の伝達方法もあるし、その楽しみもある。
それとライブってのは、人前で芸を晒すってのは、全く違うもんだと思った。

緊張して喉が詰まり、うまく歌えないとか
頭が真っ白になり歌詞が飛ぶとか
弦を抑え間違えて変な音が鳴るとか
mcの途中で救急車が通るとか
歌ってる最中にトイレに行くとか
そんな「音楽」とは関係ないサムシングがあるのがライブだ。

 

それぞれのぎこちない情熱がスパークし、反応し、力が入って失敗する。
配信ではないこと。
場の空気をすって、場に返す。
それがライブ。

 

BLACK LIVES MATTER

僕はこの「LIVES」を「生活」と間違えていた。
LIVEの複数形でなく、LIFE(いのち)の複数形。
ライブハウスはLIVES SPACEだ。

 

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