建築学概論:韓国映画【言い出せなかったことがあるすべての人へ】家とは?故郷とは?

まあ、絵に描いたようなクソダサイ予告編(笑)これみないでよかった(といいながら紹介してる)

 

建築学概論:ラブストーリーは人生を振り返る

建築学科に通う大学1年のスンミンは、
“建築学概論”の授業で音楽科の女子学生ソヨンに出会い、
一目で恋に落ちる。

まさにもう語り尽くされた出会いなんだけど。

 

 

映画の出だしは大人になったソヨンがスンミンの働く建築事務所を訪ね「済州島に家を建てて欲しい」と言い出すところから始まる。
彼は彼女を覚えていない(ふり?)

医者と結婚し、裕福な生活をしているというソヨン。
婚約者がいて、結婚間近のスンミンの心に、よみがえる記憶。

青春時代の初恋の相手と再会する。
あの頃とは違う自分と、あの頃とは違う相手がいる。

青春を振り返りながら、「家を建てる」というある種の共同作業をしながら新たに生まれる感情。

まあ、わりと使い古されたお話しなんだけど、済州島の風景とか、リノベーションで出来上がる家とかの素晴らしいロケーション、散りばめられて嫌味じゃない小道具や、お友達、先輩、半地下の家、ラスボス(笑)お母さんのTシャツとかが、ぐんと映画にダイナミクスをかけてくれる。

 

 

建築学概論:未完の過去を復元するために

建築学概論の課題を一緒にやるうちに、ソヨンとスンミンは友達以上の仲になる。

廃線跡を歩くとか、空き家に忍び込んだりとか、「恋人のためのシーン」が散りばめられている。
眠ったフリでのキスとか。
ひとつのCDプレーヤから一つのイヤホン半分づつとか、あまりに「おいおい」的なダサイ演出も、そこから見える団地のロケーションとか、その後の展開によって「ああ、なるほど」って落ちる。
胸にスッと落ちる。

なかなか告白できないまま、小さな誤解からソヨンと遠ざかってしまうんだけど。
このへんのすれ違いはほんとイライラする!
ちゃんとしろよ!(笑)なんて言いたくなる。

記憶の中でバラバラに存在する「過去」
嫌な思い出は埋めてしまって(埋めたフリをして)生きていく。

でも、ある時ふと掘り起こしてしまう。
もうごまかせなくなる。

 

 

過去は現在とは状況が違う。
だからそのまま掘り起こしてハッピーエンドにはならない。

言えなかった言葉は「いえばいい」ってわけではなく、
過去が動き始めたからって、過去に囚われるわけにもいかず。

それぞれが思いを秘めて、乗り越えてゆく。

 

詳しくは知らないけどアイドルのよう。角川映画のヒロインのようだ。

 

ラス前のソヨンの家でのシーンは賛否あると思う。

  • 「それやっちゃぁおしまいよ」
  • 「思いがかなってよかったねぇ」

どっちの意見もわかる。
物語はギクシャクしたかたちを残しながら終わる。
人生もそうじゃないかなぁ。

古い家をリノベーションするってことは、新しく作るってことではなく、「古いものを踏襲したうえで新しくする」ってこと。
初恋とその後の人生の再構築でもあるし、過去への「おとしまえ」でもあるよね。

 

しかしまどろっこしい二人だ。
「告白」がこうも行き違えるとは(笑)

ソヨンはキャンパスに流れるDJで想いを告げ、スンミンはソヨンの夢の家の模型を作ることで気持ちを伝える。
言葉で「君が好きだ」と言おうよ(笑)

 

 

 

建築学概論:建築とは?我が家とは?

建築学概論というタイトル。ひさしぶりにへんな加工のないタイトルですっきり。

僕はちょっとだけ(笑)デザインを学んだ。
最初は「概論」からだった。

つまらなかった。

概論は「最大公約数」で、誰にも当てはまるつまんないところを学ぶから。
基礎だから。

映画内の建築学の概論の先生は

「自分の住む街のことを知り、愛してみる」ところから始める。
これは人と人が育っていく過程と似てる。

まずは近所の子と仲良くなり、その後自分のパーソナルになった人を選んでいく。

ふたりは同じ江北という場所に住むんでいるので、一緒に江北の街を探索し、講義の課題を協力する。
生まれた時からここに住むスンミンにも、まだ行ったことのない場所があり、越してきたばかりのソヨンには何もかもが新しい。

「自分が住む町を旅して、じっくり観察して記録に残し、対象を知り理解する事が、建築学概論の始まり」という。

この映画の主人公たちは、ひと目あって、まあまあ気になるんだけど、恋に奥手なので急に話はすすまない。
事故のような、火花のような恋とは違って(それも大好きだけど)、一歩一歩深く知ることになる。建築学概論のように。

 

 

歳おいた母親を一人残してアメリカへいくスンミン。
ぼろくなった家に住み続ける母に「マンションに住み替えろよ。この家にはうんざりだろ!」という
母は「家は家だよ、うんざりなんてない。」という。

その人が生きてきた場所。いろんなものを手に入れたりなくしたりした場所。
それが「家」なんだなぁ。

家を作るための建築学概論は「人生の場所」を作ることにも「人生のパートナー」を作ることにも関係してる。

 

 

【802号室】映画見聞録〜映画が大好き〜2020





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