相手の気持ちになるのって難しいなぁ。【想像力では「痛み」まで感じない】

こんばんは。「わたしの人生、わたしのもの」のサニーです。

 

友人に何人か「心と体の性が不一致」な人がいて。
それはなかなかに大変そうなんだ。

想像してみる。

僕は「男の体」で、心はわりと男性で、男性の服を着ることに違和感はなく、トイレやお風呂も「男性」用を使い、性の対象は「女」だ。
まあ、言ってみればマジョリティーだ。

そのほかにもいろんな「どっちか」があって。
右利きだ、とか、背が高い低いなんてのもある。

 

 

「こころ」がなんなのか、わからない。
体という器にはいってるものだとは思う。
器と中身が違うことが、まあまあある。
大きな違いじゃなくても「男性」という器の中でなんとなく納まりが悪いなと感じてる人も割といる。ぼくもそうだ。
同じように「女性」もそう。

さらに「女性」や「男性」は、個人の気持ちだけでなく、世間が要求する「型」がある。
とても強い圧力。

きれいな円の器に、きれいな丸い心が入ってる人って実はあんまりいないのかも。
気が付かないフリをしないと面倒なことを知ってたり、感じてたりするから防御してるのかも。
でも、気が付かないフリができるとは限らない。

 

 

僕が「男の体」で「女の心」だったとする。
中学校、高校っていう精神的に一番不安定で、自分が何者かをなんとか理解しようとしてるときに

「男性の格好をして人前にでる」

なんてのは

「女装の趣味がないのに女性の格好をして、人前に出なきゃいけないこと」

と一緒だよね?
それを尊像しただけでも、失神しそうなほどだ。

右利きが生きやすい社会になってるという。
左利きの人のストレスって、どんなだろう?
いつもポケットから鍵を探すときに、突っ込んだ方の逆のポケットに入ってることくらいかな?なんて考える。

 

 

考えても、理解することは難しい。

例えば目が見えない人の気持ちになるために「真隠し」をしてみる。
その時はどれだけ不安か?どれだけ世の中が生きにくいかわかる。
けど、僕らは目隠しを取り、世界を見る。
そしてだんだん忘れていく。
それは仕方がないから、やっぱり僕らは想像し続けなきゃいかん。

 

で、ここでよく落ちる穴が

  • 相手のことを理解したつもりになること
  • こんなに相手の気持ちを想像してるんだから、自分の意見は正しいと思ってしまうこと

とってもやっかいだ。

 

 

勉強を続けて、知識を増やしていくと「知った気分」になる。
この「知った気分」てのは、勉強の原動力にもなるんだけど、上げすぎると周りの人が見えなくなる。
勉強してる自分は、周りの人を導かないといけないと思ってしまう。
理想の世界のために。

難しい。

誰かが扉をたたき、壁を壊さないと世界は変わらないけど、「導いてやる」という姿が見えると、人は拒絶する。
戦ってる人のことを責めるのはきっとそんな「拒絶」が裏にあるからじゃないかな〜と思う。

 

  • 男女平等
  • 人種差別の撤廃
  • 民主主義の確立
  • 貧富の差の解消

それぞれが「なくなっていいもの」なんだけど。これに異議を唱える人はあまりいないと思うけど。
こういう「あたりまえ」を口にし、行動する人がやたら世間に殴られる。

  • 私はこういう世界がいいと思う
  • 私はこういう世界を作るために行動する

本人はただそう思い、願い、行動してるだけかもしれない。
でも

  • 一緒に行動しないか?
  • 一緒に行動しないなんて意識が低いんだね

と受け取ってしまう人が多いんじゃないかなぁ。
そうすると「理想郷」はどんどん遠くなる。

 

 

じゃあなぜ、ヘイトだったり、ネットなどで粘着して相手を責めるの?
答えは簡単で「努力がいらない」から。「自分を変える必要がない」から。ラクだから。

毎日がきつすぎて、ラクな手段で「むしゃくしゃ」を解消したいから。
とってもよくわかる。
でも、その道はいつか、後戻りできないくらい狭くなっていく。Uターンできないくらい。

 

だんだん忘れていく。
それは仕方がないから、やっぱり僕らは想像し続けなきゃいかん。
1日5分でもいいから「想像」を続ける。

それでメンタルが弱ってしまって、大変なんだけど(笑)
でも、やっぱり、やる。

 

 

【801号室】ガーリーおじちゃんは全く役に立たない2020





ちゅるっと毎日すっちゃうスティック!

鉄分補給で元気にきれいに!「ちゅるっとサジー」かわいすぎる健康食品がSNSで話題沸騰!プレゼントしても喜ばれること間違いなし!

ブログアパート「私の人生、私のもの」よんでくれてありがとう。
FACEBOOKページをフォローしていただけるとうれしい。
新しい記事をお届けします。

>>>FACEBOOKページはこちら