こんばんは。私の人生、私のもののサニーです。
先日、晩ご飯を食べにいきました。
馴染みの店。安いけど本格的な中華の店。
新しい生活様式にのっとって、テーブルとテーブルの間が以前よりずっと空いてる。
そんななかで起きたこと。
隣のテーブルといっても、すこし離れてる。
それでも話がまる聞こえなくらい大きな声で喋る女性。
- お姉ちゃんの彼氏がすごい最低
- お姉ちゃんはすごいブス
- お姉ちゃんはブスで馬鹿だから、ちょっと顔がいい、マンション持ってるだけの男に引っかかった
- お姉ちゃんは「ゴミ収集の仕事」についた。人間のやることじゃないし、男も「自分の女をゴミ収集の仕事につくこと」をオーケーっていうなんて最悪
- お姉ちゃんには50万貸してる
- お姉ちゃんの結婚式にはお祝い出す気がない
なんてことを「義理のお父さんとお母さん」らしき人に、唾を飛ばして喋ってる。
それが、ものすごいブス。絵に描いたような貧困の人。
僕だって借金まみれだけど、顔に貧困までは滲み出てないよね(笑)
自分の身内の悪口を、義理のお父さんお母さん(じゃないかもしれないんよ。)に、大声で喋る。
しかも、子供連れで。
絶句しない?
子供にとっては「おばちゃんおじちゃん」になるであろう人たちを、他にもお客さんいる中で、ボロカスにいう。
すごいなぁ〜是枝監督か?と思うくらい。
でも、これだけじゃなかったんだ。
「あー●●さん〜この子を5000万円で買ってくれない?」と、義理のお父さん(に見える。だって、「じいじ」って子供は言っていたから)にいう。このお母さんは「●●さん」と呼ぶんだ。じいさんを。
すると「50万しかだせんわ〜わっはっは」と笑う。
「え〜50万だったら、この子が働いて私に貢ぐ金額考えたら売れんわ〜〜」とお母さん。
壮絶じゃない?
5000万円くれたら、さっさと売るよ〜〜。そのお金で遊んで暮らすんだ〜〜
上下スエットでぶくぶくに太ったお母さん。
腹からティーシャツ出してる。
そんなお母さんに「売られる」こどもと、「値切る」おじいちゃん。
「じょうだんでしょ〜」ってみんな思うだろうけど、至って真剣なのよ。
しかも、「子供をしばくのが趣味」っていう。
ボコボコに殴って、泣かせて、ベッドの部屋に閉じ込めるのが好きなおかあさん。
文句が出ないように(通報されないように)音の漏れない、締め切った部屋を作ってるらしい。
「ボコボコに殴るとさぁ、泣きながら部屋から出てきて、私に媚を売るんよねぇ。それが面白い」
一同、ドット笑う。
そんなんしたらいかんやろ〜と笑いながら、酎ハイを飲むじいじ。
地獄絵図やな。
それを聞きながら僕はブスなお母さんを笑顔で見る。
時々目があって、目をすらすお母さん。
しみじみ「ブスだなぁ」と関心する。
「仕事紹介してくださいよ〜
私、難しいことはできないけど。事務とか楽なやつ。
19連勤なんですよ〜」
この老夫婦はほんとうに義理のお父さんお母さん?違う気もする。
そしてこのお母さんは夫がいるのか?いないのか?微妙。
だったら義理のお父さんじゃないよね?
謎は深まる。
どっちにしても、地獄絵を楽しそうに話す人たちをみた。
そして、日本人ぽいな〜とも思った。
だってさ
「●●さんの財布に500円玉みっっけ!わたし500円玉貯金してるんで、くださいよ〜」
「じいじにお金もらって、壊れないおもちゃ買おうね〜〜」なんていう「媚」と「ねだり」
弱いものにはめっぽう強くて、ね。
まさにおこぼれを待ってるだけの日本人だな〜と。
世界に革命か何かしらないうちに怒ってて、子供を売ったり買ったりねぎったり泣かせて喜ぶようになったのかな?
そんなせかい滅べばいい。
その子供がまた、ブスな親から生まれたとは思えないくらいクリックリの目玉で可愛かったんよ。
子供は選べないんよ。生まれるところを。
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