こんばんは。「私の人生、私のもの」のサニーです。
まあ、次から次へと広告が炎上してる。
時代を引っ張ってきた広告から、時代と合わなくなってきてる広告へ。
いままであたりまえだった
- 弱きものをいじる
- 性別によるいじり
- 感動ポルノ
ではもうダメなんだよねぇ。
広告ってのは「広く、告知する」ってこと。
「わたしたちはこんな思いで商品を売ってます」と宣言すること。
表現が複雑化して、大衆が細分化されて。
広告がものすごく難しいことになってるのは理解できる。
でもさ
「広告は顧客に対するメッセージ」
であることは間違いない。
で、こんどのアツギというメーカーのタイツの広告。
#ラブタイツ #タイツの日 というハッシュタグで展開されたのがこちら。
人気のある「絵師」といわれるイラストレーターに絵をお願いしてつくってるという。
僕はタイツをはかない。
つまり、「お客」ではない。
でもみてて
この絵はタイツの良さを表してるんじゃなく「少女の体」にスポットが当たってる
のは分かる。
そして全ての絵で
少女が、女性が顔を赤らめてる
という異常。
気持ちの悪い「男性から見た理想の女性」が描かれているのは分かる。
もちろん、この絵を見て「かわいい!」って思う人もいるのは分かる。一億総ロリコン国家日本だから。
でも、それが「販路拡大」につながってる?
広告は「毒」でもいいと僕は思ってる。
そのメッセージが顧客に届けば。
献血の広告の場合は「顧客になってない若年層の一部に向けて強烈にアピールすること」が目的だったから分かる(納得してるというわけじゃないよ)
この記事でも書いたけど。
安易なタイアップや、新規顧客発掘はどうなの?ってこと。
広告を作る能力のない人が広告を作ってるからこんなふうになってしまうのじゃないか?
- 時代の流れを読む力
- 顧客の動向をみる力
どっちも必要。
この絵が、広告が、キャンペーンが
- 「顧客に向いてる」かどうか?
- 顧客の全員でなくても、多くの顧客に届くか?
- 他のメーカーでなく、このメーカーで商品を買ってよかったと思われるか?
とても重要なこと。
献血の場合はリスクを冒しても(まあ、そんなことは考えず他人のふんどしで相撲とったんだと思うが)
「献血をしなくなる人」<「献血に新規で来る人」
という公式が成り立つのも分かる。
献血は「他のメーカーにしよう」って言えないし、献血をする人はきっと意識が高く(悪い意味じゃなく)、たとえ広告でモヤモヤすることがあっても献血を止める人は少ないと思われるから。
さらにこの絵によって「献血の存在」がライトになる可能性もあるし、頑固なオタクたちを一網打尽にできる可能性もあるしね。
でも、このタイツの場合。
- 現在の顧客が「この商品を好きでいてるれる」か?
- 数あるメーカーの中から、アツギを選んでくれるか?
ちょっと難しくないか?
顔を赤らめた女性の、少女のスケタイツが好きな男性目線で受けたとして。
このコピーに「女は嘘をつくって!こっちの方が差別じゃないか!」って反撃しようとした人がいたけど。
この広告に
- 性的な詐取を感じない
- 脚で嘘をつく、こともあるよね(黒いタイツは痩せて見える、とか)
- なにしろ「主体」は顧客である女性にあると感じる
この海外の広告は「女はクモで、あなたを狙ってる」っていう意味合いもあるらしいけど
これも主体は「女性」にある気がする。そう感じる。
僕は残念ながらタイツを履かないけど、広告の劣化は感じることができる。
この国劣化とスピードは同じくらいかもしれない。
物を売るのは難しい。
どんどん貧乏になっていくこの国人たちにお金を出させるのは難しい。
そのなかで唯一「オタクは金を使う」という。
だからって、このやり方はターゲット違いでしょ?
女性世の搾取、詐取についてはフェミニズムの観点から、多くの人が声を上げている。
炎上の連続でみんな「不快なことは声を上げてもいい」と感じはじめてる。
昔のようにヒステリックに怒る段階を過ぎて、自信を持って「私はこのことが不快です」と言える人が増えたのはとってもいいこと。
声を上げなくても、無言のまま他のメーカーに乗り換える人も多いだろう。
広告は「正しいこと」を言わなきゃいけないとは思ってない。
でも寄り添うふりをしたり、誰かを陥れたりするのはその企業にとって得策とは思えない。
広告を作る人よ。
もっと血を吐くくらい考えようよ。
まあ、今回の件で他のメーカーでめちゃめちゃお洒落でかわいいタイツが売ってるってことがわかったのはよかった(笑)
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