こんばんは。「私の人生、私のもの」のサニーです。
まあ、大変な毎日だ。
55歳、初老。
仕事も芳しくなく、年収も低い。
髪の毛も薄いし、アトピーもひどい。人前で裸になることもできない。
有名大学も出ていない。
いってみりゃ立派な「負け組」だ。
会社からとんで出て(笑)かつての部下たちはぼくの倍以上の年収。
くちおしやくちおしや。
親は認知症で骨折で入院だ。
とほほ。
負け組だ。人生の負け組だ。
自民党支持でもない。まさに人生の負け組だ。
はて。
ほんとうにそうだろうか?
自分のことを「ダメな人間だ」と思うのはなぜだろうか?
世間にどーんと横たわる、「一般的な定規」で測った時に中間値よりも低い時、もしくは「一般的なルール」にのっとって勝ち負けを決めた時、勝率五割以下だったとき。
サッカーならば「勝=2点、引き分け=1点」ってのがあるのに、なぜ人生には「勝ち組」「負け組」しかないように思い込まされてる??
一般的な定規で測れば、勝ち組になるのはなかなか難しいんじゃないかな?
勝ち組が「多数派」でないことは誰にでもわかるだろう。
- 年収が1000万円以上ある・ない
- 貯金が2000万円以上ある・ない
- 社会的印象がある職に就いている・いない
- 結婚している・いない
- 子供がいる・いない
- 孫がいる・いない
- 持ち家である・ない
- 車を持っている・いない
マルバツクイズではないけど、こんなかんじ?一般的な勝ち負けって。
ほかにもたくさんあるんだろうけど。
どこかで線をひいて「ある・ない」を決める社会。
- 強者と弱者
- 多数派と少数派
- 男女
- イケメン・ブサメン
- 地方出身者・都会人
引かれた線にとらわれすぎてないか?
自分で自分なりの定規を持つことが「負け組の罠」からのがれることではないか?
ということで
「勝ち組、負け組は自分の定規で測って決める」ということを自分内で閣議決定(笑)した。
- 年収は?うーんやっぱり低い●
- 社会的ステイタスは低い●
- 夫婦仲がいい○
- ギターが弾ける○
- 料理が作れる○
- オーラがある●
- 誰とでも仲良くできる●
- 作詞作曲できる○
- 赤ちゃんを夫婦で育てるチャンスに恵まれた○
- 差別主義者でない○
- 投票に行ってる○
- 車の窓からゴミを捨てない○
- 趣味が多い○
- 車がリョーガ(笑)○
- 妻が美人○
おや?勝ち組じゃん!(笑)
僕は多数派ではない。
多数派の意見には賛同できないものが多い。
と言うことは少数派だ。
でも少数派ってのはバラエティに富んでいる。
多数派ってのは当然「正解」を求めてるのだろう。
でも、ということは選択肢は少ない。
多くの人が歩いてる、もしくは歩いていると信じてる、もしくは歩いていると思いこまされている大通りには、画一化されたお店ばっかり。
有名な路面店ばっかり。
ぼくら少数派は裏通りを歩く。路地裏を歩く。
表通りは信号をまもり、多くの人が流れに沿って歩いてる。
裏通りにはルールはない。人の流れもない。個人個人の「うごき」があるだけだ。
まあ、そこで使えるお金は少ないけど(笑)
僕は55歳。
人生の裏通りのど真ん中を、大手ふって歩いてる。
そんな気がする。
そして、今日12/1は結婚記念日だ。
認知の進んだ母が「あんたとミヤちゃんがなかいいことが本当にしあわせよ」とずっという。
それはほんとのことだよ。
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