こんばんは。「私の人生、私のもの」のサニーです。
テレビを見るのは好きじゃない。
嫌いな人が多く出てるから。
でも、まあ成り行きで「M-1」という番組をみる。
漫才師の本気のネタを見る番組。
だいたい見ずに、後から「こんな人たちが面白かった」っていうのを聞いて、「へえ〜〜」と思うことが多いんだけど。
ミルクボーイとか本当に面白い。
まあ、ひな壇番組でつまんない芸人さんたちも、漫才やらせるとさすがだな〜と思う。
審査員というものがいて、まあ、権威の象徴なんだろうけど。ここはなくてもいいかな。
審査員席に連れて来られるってことは「お前はもう死んでる」って言われてる気がして、僕は一生いやだけど(笑)
順位とかもわりとどうでも良い。
「僕は好きだったけど、周りのひとはどうだったんだろうか?」ってあまり意味がない気がする。自分にとって一番だったら一番だし、世の中の評価が違ってもあまり意味がない。
あと、一番嫌いなのが、出番が終わった後のインタビュー(笑)
「お笑いをやってる」からって「その人を笑っても良い」ってなるのは違うんじゃ?
美しく尊い仕事だぞ。
まあ、こういう「本番周り」に惹かれる人が多いから、テレビ番組ってのは成り立ってるんだろうけど。
僕はユーチューブなら「ライブ」だけとか「PVだけ」ってのが好き。
おしゃべりしてるのも時々は見るし、友人のは見るけど
「作品」だけのもしか「何度も」は見ない。
タレントであれ、歌手であれ「自分の言葉を喋ってるふうな台本を読む仕事」ってのは楽しいのかな?
僕はうがった見方をするので
- メディアでの発言
- メディアにのるライブのMC
は「誰かに向けての嘘」だから聞いてもしょうがないと思ってる。
その人本人なんて存在しなくて、お金を稼ぐためのキャラクターだから。
「お金を稼ぐこと」はとても素晴らしいことだから、みんな頑張ってキャラクターを維持するんだもん。
さて、10組の知らない人の漫才を見た。
いやー。ほんとみんないろいろ考えて、体使って、頭使って「オリジナルであれ」と燃えてる。
もちろん、今有名な人ほど面白くないのも確か。
でもたった4分間のステージで。
死力を尽くす。
- 新しい切り口
- 新しいアイデア
- 古い様式美
- 古典の良さ
いろんな割合で混ぜ合わせるオリジナルのレシピ。
全くのオリジナルなんてもうできないよな〜とずっと思ってた。
音楽でも、映画でも、なんでも。
だって一番美味しいところはもうずいぶん前に先人に食べられて、残りカスを栽培したり、掛け合わせたりして生きてるんだもの。
でも、10組の漫才師を見てて。
「みんな、その人がやった時点でオリジナルやん」と思った。
若い頃に比べて「耳が聞こえない」ので、聞き取りにくいところもたくさんあった。
フィジカルが煩すぎる人もいた。
全く笑えない人もいた。
ほんの0.1,2秒の間で、「こんなにすっきりハマるのか〜」と思った人もいた。
小さなネタから、ワンシチュエーションからグングンに世界を広げていくやり方の人もいれば
最初から最後まで同じ箱の中にいて、だんだんスピードをあげていく人もいた。
まあ、お笑いに詳しい人が、いろんな分析をするだろうから、ネットにも「小さな評論家」があふれると思う。
そのいちいちに傷ついたり嬉しくなったりもするんだろうかな〜。
漫才の人たちは、劇場でライブをするのが主なる仕事だろうから、今年はほんと大変だっただろう。
それで思ったのが
僕を含むアマチュアミュージシャンは「4分を燃やし尽くしてるか?」ってこと。
まあ、漫才師たちも劇場ではもうちょっと長い持ち時間でネタをやってるんだろうけど。
ミュージシャンでいえば4分は「たった一曲」
それでここまで出し尽くしているか?
漫才と音楽は違うのもわかってる、彼らはプロだからってのもわかる。
でもね。
同じ4分よ。
同じように練習してる?
同じように作り出そうと、毎日ネタを書いてる????
今回一番強く感動(?)したのが
「彼らの4分に、ぼくの4分は負けている」
ってこと。
頭を殴られたような気がするよ。
ありがとうございました。55歳。まだまだやれます。
審査員席という墓場はまだ早い。
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