こんばんは。今年もよろしくお願いします。
年末年始にぼうぼうと炎上(この言葉嫌い)してた「お母さん食堂」についてのお話。
「ああ、またサニーがリベラルぶってブログ書いてるよ」なんてエアリプを最近見なくなった(笑)
「ファミリーマートの『お母さん食堂』の名前を変えたい!!!」と女子高校生3人が言い出し、名前を変更してもらいたいと署名活動を始めたらしい。
彼女たちは女性差別やジェンダーバイアスなどについて学んだ際、この「お母さん食堂」というネーミングに疑問を抱いたという。
「『お母さんが食事をつくるのが当たり前』というアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を助長する。
世界的に見ても日本では女性が家事や育児をするものという価値観が強く、仕事を諦めざるを得ない女性も多い現状を知り、これから「日本という古臭い慣習に押し潰されるのはいやだ」と思うのは当然で。
まあ、そこにゴソゴソと投げつけられるのが例によって「意見という名の言いがかり」。
- 言葉狩り
- 営業妨害
- 日本の家庭を崩壊させる行為
- 『お父さん食堂』ならいいのか
なんていう、まあ揃いもそろって「考えうる範囲の」言いがかり(笑)
いろんな問題を内包してるし、急激な変化を嫌うこの国の人の多くが「世界から取り残される方を選ぶ」のもわかる。
でも、根本に「キモい(この言葉もきらい)」と思ってしまうのが
「これからのことを考えてる人」に対して「今までのことを考えてる人」が文句を言ってるような印象を受けたこと。
- 女子高生といえば十代で、過去よりも未来の方が圧倒的にボリュームがあって
- 「こんなの変だ!」って思う感覚が研ぎ澄まされていて
- どうやったらこの変な気持ちを伝えることができるのか?という方法論も少し知っていて
つまり、人生終わってしまってる僕(笑)なんかよりずっと変化を望んでいる年代。変化を望む最後の年代かもしれない。
人間として未完成だから(完成形が「地獄」という意味でね)こそ、疑問を持ち、そんな社会に飲まれていくことに嫌悪感を持ってる「こども」たちの意見、感想、行動になぜこうも強烈に「絡む」のか?
それこそが
- この子供を「美しい日本人」に更生させてやる
- 正しいことがないかを教えてやる
- 子供のくせに、世間を知らないくせに自分の意見を言うなんて許せない
なんていう上から目線と
- 若さと無知に恐れ慄く「訳知り顔の敗者」の目線
- 女の子に物申したがるシンガーソングライターおじさんのような目線
を感じてほんとに寒気がする。一億総「おっさん社会」「ロリコン社会」日本を炙り出してる。
- 性差別的な意味合いが含まれていないことは行間を読むまでもなく誰しも理解している
- そんなに噛みつきたいなら食べなきゃいい
- ファミマ「お母さん食堂」のお母さんとは香取慎吾演じる慎吾ママがつくるお母さんの味という意味でしかない
- 「アンコンシャス・バイアス」なんて難しいカタカナつかって、エライつもりか?
「1」のように「誰もが」なんていう主語で話す人がとにかく無理だ。「僕はそうおもわないな。僕は感じなかった」と言わないのは、実は自分は「性差別」を無意識に感じてるのかもよ。
だから主語を大きくして逃げてるのかもよ。
「2」のように論点ずらしの冷笑で「恐れを半笑いで隠す」ひとも多いよね。
「3」については僕は知らなかった。へえ、そうなんだね。でもそれを知らなくて発言することは悪なの?知ってても納得いかなかったら「変じゃない?」と思い考えることはダメなの?
「4」については、すごく共感する(笑)
とにかく「新しい何か」は横文字だったりする。僕はすごく物覚えが悪いので「アンコンシャス・バイアス」より「無意識の差別意識」って言われた方がピンとくる。他にもいろいろあるよね。ええと、思い出せないけど「持続可能なんとか」とかの英語、ミソジニーとかホモソーシャルなんて言葉は、ギリギリ覚えた。
そういう言葉をつかわれることによって「あ、おれは部外者で遅れてる」って思ってしまう気持ち、すごくよくわかる。
最近はこう考えるように努力してる
「日本では馴染みのない言葉だから、日本語があてはならないんだ」と
美しい日本の言葉のなかには「雨」を表すものが何種類もあって、英語ではその機微が伝わりにくいこともあるから、その逆だってきっとある。
『お母さん=料理』というイメージを変え、世の中のお母さんの負担を減らしたい。
性別によって役割が決まったり、何かを諦めたりしなければいけない社会は嫌なんです。
コンビニは私たちの生活に根ざしていて、影響力も大きい。この名前を変えることが、ジェンダー平等な社会につながると思っています。
そう思った女の子たちが
- 法律に違反することもなく
- 圧倒的世論をバックに圧力をかけるわけでもなく
- 店の前に座り込んで入店を妨害するわけでもなく
「わたしは変だと思いました」といい、「考え直してもらえませんか?」ということに、そこまで粘着してこだわってしまう意味がわからない。
まあ、ぼくは今年も「お父さん食堂」ではなく、「サニー食堂」をボチボチやっていくけどね。
能年玲奈の歌に「へんなの!」ってのがあって
「変だって思うことを言えないのって変なの!」
っていうフレーズがあるんだけど、一言で言うならそれ。
あ、思い出した!
なんかこれは僕の勝手な印象だけど
「お母さん食堂」ってのは「日常」だから、「安価ですよ」っていうのが裏にながれてる気がしたんだ。
「男の料理は『ハレの日の特別』女の料理はやってあたりまえ」みたいな匂いを感じたんだよ(笑)
これはきっと僕の偏見。
お父さんだろうがお母さんだろうが、毎日の料理は大変だし、尊いもんだぞ!
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