池松壮亮がエレガンスをまとう時「海を感じる時」「愛の渦」「大人ドロップ」「紙の月」

 

「海を感じる時」

「愛の渦」

「大人ドロップ」

「紙の月」

僕が見た、彼の映画はこれだけ。

あとTVドラマ「MOZU」

 

若い方はしらないと思うけど、萩原健一という役者さんがいた。
傷だらけの天使というTVドラマや、いくつかの映画に出た。
この頃はいろんな問題を起こしてほとんど仕事がないんだけど。

 

池松壮亮が白いシャツを着て窓辺に立っていたり
女の子をなぶりものにしてたり
ほぞい身体を見せてるとき
淡々としゃべるとき。
へラッと笑うとき

 

ぼくは萩原健一こと、ショーケンを思い出す。

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どんなに泥まみれになっても、血だらけに殴られてても、へらへらと下品に笑っていても。

上品なんだ。

 

どぶねずみのような役でも、ゴキブリのような役でも、華麗なんだ。

 

 

「海を感じる時」のイライラした情熱。ぎこちない愛撫と自己表現。おんなへの畏れ。

 

「愛の渦」でのなさけない裸体。純情なかっこ悪さ。

 

「大人ドロップ」で見せるさわやかな情熱。限りなく優しい結末へ導く笑顔。

 

「紙の月」で見せた、気持ちを逆立たせるダメさ加減。それをも許す笑顔。

「MOZU」で見せたマンガのような振り切れた演技と、穏やかな話し方。

どんな状況でも、笑うって事でドラマを落ち着かせる。

 

 

この先どんな風になるのか、楽しみ。

 

役者さんを育てるシステムと作品が少なくなってきてるのか
こぶりなひとが多い。
映画が好き。っていう気持ちはあってもTVドラマも出なきゃいけない。
女性誌の取材も。
CMも。

番宣のためのバラエティー出演なら「営業」だし
もっともっと映画を見る人を増やすためにはTVは絶対必要。

でも行き過ぎないでね。
役者は作品にのこるから。
ちゃんと吟味して、出演してね。

おわっちまったような邦画が多いなか
素敵な作品もいくつかある。

あ、これみたいかもっと思ったときに
いつも彼は出てる。

 

 

役者で映画を選ぶと失敗するよ。役者はただのコマなんだから。
その意見もすごくわかる。でも、彼の映画は裏切らない。

 

 

ねがわくばこのまま、ずっと映画の世界にいて欲しい。
文芸色あふれるものが、ちょっと多いけど。

 

香港映画の俳優、トニー・レオンやレスリー・チャンのように
エレガンスをまとったままで。ずっと。
永瀬正敏や浅野忠信の次の世代。やっとあらわれた青年だから。

ikematsu

 

ちなみに息子とおなじ高校。だいぶ先輩だけど。





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