扉絵がいつも素晴らしくかっこいいギャグマンガをかく江口寿史。
「ストップひばりくん」でココロをわしづかみにされた世代の僕。
あるときネットをみてたら
「江口寿史があなたを5分でスケッチします」
というイベント告知が!!!北九州のマンガミュージアムで。さっそく応募した。でも抽選で25名だから、当たらないだろうなあとも思っていた。
当選結果がこない。
予定の日付をすぎてもこない。
こういう時って、まとめてゴミ箱にいれたメールのなかにあったりするよな〜とチェックしたら。
あった。
しかも当選!!!!
きゃーーーー。マジで!
あ、でもこんな僕が当たるんだから、もしかしたら抽選人数までいかなかったのかもね。なんて思って、当日。
そわそわして出発。だいぶ速く着いて、いちばんのり。
おお。北九州漫画ミュージアムってかなりのオタクの聖地だな〜。などといいながらまつ。
回顧展をちらっと見たけど。
すさまじい作品数。
林静一からはじまる日本の萌えの直系だよね。
アナログなイラストや漫画の原稿など、膨大な量。
1980年代に青春しちゃった50歳としては甘酸っぱさ満載のイラストたち。
さて、スケッチの時間がきて。
かなりのギャラリー。順番を待ってる人は同年代。同じような人生を歩んできてるのかもなどと思いつつ。
「ちなみに今日、ここにいらしてる方で、抽選に外れた方は?」という質問に、パラパラと手が挙がる!
あ、やっぱ、当たったんだ!
ぼくは一番手。
江口寿史はしゅっとやってきて。
たたたっと準備しながら。
少し話す。
不思議だ。
不思議な事が目のまえで起こってる。
「手の毛がいいから、腕をくんで、身を乗り出してみて」
そう言われ、そのポーズを。
「最初だから練習台ね。10人目くらいからが一番上手くかけるんだ」
しゃしゃしゃっとペンが走る。
ぐっと見て描く。
僕は身を乗り出しているので、江口寿史との距離は30センチくらい。
眼光鋭い。
時折、うなづいたりしながら。線を描く。
はい!できあがり。
かかった時間は8分半。
プロ、大御所にこんなことをいうのはほんと失礼だけど
すごい
描き終えた絵をもらい、ギャラリーがわへ下がると
「みせてください」と多くの人が。
ひゃあ。すごい経験しちゃったよ。
そのあと、展覧会全体をゆっくりと、見る。
技術力、絶賛力。超絶。
輪郭線だけで描かれているのに、そこに服の下の豊かな身体を感じる。
肉を感じる。
奥行きを感じる。
時間を感じる。
昔は多分、いまの10分の1くらいしか漫画雑誌がなかったんじゃないかな?漫画家としてデビューするってことがいまよりもっと困難だった気がする。だから精鋭しか、世に出なかったんじゃないかな。
圧倒的に何かを持ってるか、
圧倒的に何かを磨いたか。
何度も連載をおとしたり、未完のままの作品がずらり。
それでも愛されてるのは、「江口寿史しかかけないもの」があるから。
何年待たされても、待つ価値のあるもの。
ガーリーでポップ。かわいい女の子がギターを持っている。そんな「無敵」なシーン。
ああ、コレが好きなんだなあ。コレの影響なんだなあ。と再認識した。
生まれ育った北九州で、シロヤのパンと揚子江の豚まんを買いながら。
ストリップ芸場を遠くに見ながら。
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