前作に続き酷評の嵐。進撃の巨人映画後編。
この、全編後編にわけるのはほんとやな文化だよなあ。3時間半にまとめればいいじゃんよー。倍の金額とってでも。
スペックの映画番見た時は前編がまだあってて、後編が公開されたばっかりだったから続けてみれたけど。
で、前後二作を見終わって。
この漫画は、見てないのでアニメだけしか見てない、それなりの進撃の巨人ファンからすると、制服女子高生のつまらなすぎる映画ばかりの今、とても面白かった。前編だけではつまんない。
- 連載中の漫画を原作に映画を作るときは、このくらい別物にするべき
- 原作に登場しないキャラクターに大きな意味を持たせるのは得策
- 後編にはいると主人公二人がまったく目立った活躍をしない
ここがすごくおもしろかった。
見てくださいよ、このコピーのダサさ。
「運命に挑め」
「戦わなければ、勝てない」
日本人の「考える頭が崩壊してる」現状をうまく描いたコピー
「運命に文句言うんめい」
「注文しなければ、料理は来ない」
とかのコピーで、この内容だったら、激怒するけど(笑)
もともと主人公の二人「エレン:三浦春馬くん」「ミカサ:水原希子さん」には共感する所がまったくない。主役としてはピンと来ない。
そもそもこの進撃の巨人は群像劇。とりたてて輝くキャラクターはいなくて、普通の設定のふつうの男女や上役だし、組織と民間との位置関係もTVドラマ程度のもの。
そこに新しいキャラクター長谷川博己が、持ち前のマンガ魂で新鮮な暴風雨を吹かす。
コレが気に入るか、そうでないかが、楽しめるポイント。
意外な展開といえば、そうかもしれないし
石原さとみさんは、なぜいるのかも解らない(けど、愛らしい。戦場のさなかでも塩分とり過ぎぷっくら唇)
過去の日本映画への愛憎込めた演出もあり
- エヴァンゲリオンのような巨人内部
- エヴァンゲリオンのうような太い明朝体
- ゴジラのような唐突な大団円感
- リングシリーズのようなステージ変化
みんな、これは過剰包装かもしれないけど、東宝映画だよ!ミラマックスやジブリじゃないよ。
そのへん、よくわきまえて欲しい。
前編はごっちゃぐっちゃむしゃむしゃと人が人を喰うシーンに焦点をあてて、原作からうまく逃れて
後編は新しい解釈で別の話にする。
これしか逃れる手だてはなかった、と思う。
- 原作もので
- 電通や博報堂が簡単に黒字決済できて
- 原作の出版社が売り上げを伸ばして
- 地方の映画サポート団体が仕事が出来て
そんな風に作られるいまのメジャー映画のなかでは、なかなか健闘した。
- ヒーローとアンチヒーロー
- 悪役のようなヒーロー
- どかーん!ばかーん!どどどーん。
- ものたりない主役
まさに東宝映画の王道。
子供の頃に戻って、東宝映画だとおもえば楽しめる!
いやあ劇場ではMOZUの予告編もあってて。気分は長谷川博己ショー。
うきうきする。
くれぐれも斎藤工にならないように祈ってます。
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