イミテーションゲーム:感想【英国の長谷川博己カンバーバッチ本領発揮】

小学校の頃、ぼくらの憧れをあつめたのは「スパイ手帳」
特に水に溶ける紙。
証拠を残さないように大事なメモを水に溶かすんだ。

まったくもって算数というものができなかった僕だけど、
友達と暗号ごっこをやったもんだ。
どんな内容だったかは忘れたけど、文字を置き換えたり、乱数表をつくったり、さかさまに読んだり。
文章と解き方をセットにして渡しあう遊び。
かなり得意だった。

暗号に関する本もけっこう出ていたような気がする。
最近もTVであるよね。

エニグマっていうすごい暗号があるっていうのを聞いたことがあった。
エニグマっていう映画もあったね。細かいところは忘れたけどケイト・ウィンスレットがでてた。

今回見た映画「イミテーションゲーム」はそのエニグマを解こうとした数学者のものがたり。

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アラン・チューリング

例によってネタバレはしないので、DVDでご覧ください。

第二次世界大戦時のドイツには絶対に解読できない暗号文があった。
傍受はだれでもできるんだけど解読できない。
しかも
毎晩午前零時に初期化される。
解読に与えられる時間は、朝の6時に第一報を傍受してから18時間。

 

解読チームは大勢の傍受者、解読者をもってしてもまったく解けない。
神出鬼没のUボートにどんどん船は沈められていく。

そこに現れるのが、ミスターブリティッシュ、英国の長谷川博己(笑)ベネディクト・カンバーバッチが演じる。
大好きなイノセントガーデンという映画でめちゃめちゃカッコよかったマシュー・グッドがイケメンぶりを発揮し、キーラ・ナイトレイは相変わらず怒ってる(笑)
安定の出演者。

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このところ面白かった映画にほぼ出てるマーク・ストロングが、髪の毛がちょこっとはえてる役で出ててビックリ。

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アクションはなくても心拍数は上がる。
暗号解読はチームワーク。そこで重要なものはコミュニケーション能力。
コミュニケーションってなんだろう?
人とうまくやる方法ってどんなだろう。
ちょっと前にツイッターで「友達を増やす方法」ってが流れてたけど、半分くらい無理だった(笑)
もっとうまくコミュニケーションできたらなと、いつも僕は悩んでる。
ベネディクト・カンバーバッチが演じるアラン・チューリングは
「パブリックスクールに留まるなら、教養を身に付けねばなりません。単に科学者になるのなら、パブリックスクールに通うのは、時間の無駄です」という手紙を送りつけるくらい、早くから自分の才能と得意分野に気がついていたようだ。
この映画はサスペンスでもあり、恋愛映画でもあるんだけど、テーマは

 

「時代によって禁じられるもの、評価されないものがあり、それによる損失はいつも計り知れない」
と感じた。

 

戦時下という特殊状況で失われる命はもちろんのこと
同性愛が禁止されていた時代
お酒が禁止されていた時代
女性にとって知性がそれほど高くは評価されなかった時代
何かをなしえたものが、評価されない時代

誰かが決めた、何かの流れによって失われるものの多さに驚く。

いま、この時代に生きていて。
今の時点では、いろんな自由が約束されていて。
でも、これはいつまでも続くものじゃない。

大事に生きなきゃ。

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