ハロウィンナイトはマイケル・ジャクソンと生の音楽

古い知り合いで、前に個展によんでくれたポン子ちゃんから
『マイケルジャクソン展をやるんで、その時に歌ってもらえますか??』というオファーを受けた。
え?マイケルジャクソン?や、ほとんど知らないし、英語の歌とかうたえんのやけど…。
でもまあ、ポン子のためならいっちょやりましょう。

数日前、打ち合わせを兼ねてペンギンというダーツバーへいった。
壁じゅうにはられたマイケルジャクソンをテーマにした作品たち。
思い思いの形できりとられたMJ。

こりゃヤバいな。こんな愛情にあふれたイベントじゃ、なめたことはできんぞ。

僕はその日からかなり、悩みまくった。

2015-11-01 17.46.19

 

マイケルジャクソンを見たのは大学一年くらい?当時の最先端だったMTVで。スリラーのPVで。
流行り物の音楽はあまり聞かないひねくれた大学生だったので、それ以上の感想はなかった。

いつもいい曲を書いてるポップシンガー&ダンサーだなってくらいで。

本当にマイケルに興味を持ったのは彼の亡くなるちょっと前くらい。
彼の抱えてる悲劇性について。
カリスマと呼ばれる孤高について。
大衆の持つ残虐性と幻のネバーランドについて。

 

ライブ当日。

二胡とアコースティックギターのデュオについで、僕。

IMG_5464 (1)

このカフェ&ダーツバー「ペンギン」での2ライブは2回目。

僕はアンプも何も使わない。本当の生音、生声。
歌とギターがそのまんま店内に放たれる。
ここでは、マイクの前で歌を歌わなくていい。
友達の家で歌う感じ。しかも、近所迷惑にならずに(笑)

僕の声はくぐもっているけど、なぜかここでは遠くまで届く気がする。
自信持ってやれる場所。
ただMCとかは、聞こえづらかったかもしれない。

セットリストは

  1. Black&White(インスト)
  2. ルナティックセルフィッシュ
  3. トリックオアトリート
  4. センチメンタルイルミネーション
  5. Beat it(ボッサスキャット)
  6. サーカスのうた(赤い鼻と赤いルージュ)

Black&WhiteとBeat itがお題のマイケルのカバー。
インストとスキャット(笑)
英語の歌詞は無理だったので僕なりの解釈で。

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ルナティックセルフィッシュはマイケルの没後、彼のために作った曲。随分と歌ってなかった。
大好きな曲だったのを思い出せた。歌詞を紹介します。

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きみはルナティック
水面渡る 青い肌の紳士
空にmoonligh ゆれる世界 遠くひびく汽笛
ここでは生きられず小鳥の住み家で
眠るまぶたには七色の世界
サイレント サイレント・ナイト
サイレント サイレント・ナイト

ぼくはセルフィッシュ
街の灯り ひとつひとつこわす
何も見えぬ夜を願い 黒い猫と住んでる
遠くへ行くのが君の夢ならば
なるべく早めに旅支度をして
サイレント サイレント・ナイト
サイレント サイレント・ナイト

甘いキャンディはほどほどにしとけ
乳白色の胃液をはきたくないなら
遠くへ行くのが君の夢ならば
なるべく早めに旅支度をして
サイレント サイレント・ナイト
サイレント サイレント・ナイト

ーーーーーーーーーーーー

彼は旅支度をして、美しい世界に行ったんだよ。

 

ライブはその後アイリッシュハープで奏でられるヒールザワールド(圧倒的だった!)
キレッキレのマイケルダンスを踊るダンサーと続き(かっこよかった!)
盛りだくさんで大盛況だった。

初めての方がほとんどで。
サーカスの歌へのいろんな感想や解釈をもらえて嬉しかった。
そんな風に聞こえたんだ〜とか、そんな風景が見てんだ〜〜〜とか新鮮だった。

 

演奏終了後、いろいろとお話をした。
アナログデザインとそのこだわりについて
ラテン音楽の今昔
音楽について
ギターについて
音楽から生まれるサムシングについて

長い時間、話をした。
またしゃべりすぎたのかもしれないけど(笑)

 

すごく素敵な夜だった。
誘ってくれたポン子さんと主催の野田さん。お世話になりました。

 

多くの伝説が偉業が、悲劇から逃れることはできないという事実。
マイケルジャクソンの孤独と悲劇性に少しでも触れられたらとセットを組みました。

みなさん本当にありがとう。投げ銭もたくさんありがとう(笑)

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