結婚したとき26歳。
うわー!子供だわ。顔から火が出るわ。一人前な顔して「夫婦」とか。
きっとおままごとのように見えただろうなあ。
12月1日は結婚記念日。
結婚式は良く晴れた暖かい日だった。
「こんな式がしたい」なんてのはまったくなく、それでも、なんやかんやあった。
当日はお酒の飲めない僕はステーキを食べたりしてた。
たっぷり疲れて。いわゆるバタンキューだった。
あれから24年。
時代はスピードを増して変わった。
ふたりのまわりはめまぐるしく変わった。
出会いと別れを重ねた。
ぼくらだけは変わらなかった。
くだらないことを話しまくった。
こどもができてすこし変わった。
子育てという戦場で、夫婦は鍛えられた。
理不尽を飲み込み、不条理の川で溺れかけ
それでもなんとか対岸へ。
仕事も変わった。
20年の自営のあと、また独立。
吹けば飛ぶような会社をたてて。
「せっかくサラリーマンになったのに」と、彼女は残念そうだった。
とにかくぼくは凹む。
凹みまくる。
理想と夢と、自分の力との差におののき。
できないことにイラつき
イラついた自分に凹む。
それでもなんとか凹んだボディーを修繕しながら走れるのは
「嵐からの隠れ場所」があるから。
そうじゃなきゃ今頃どうなってるか。恐ろしい。
嵐からの隠れ場所を維持して、きれいにかざり、明日へとつないでくれるのは彼女。
ほめられたくて、僕は走るよ。
ほめられたくて、そう君に一番に。
これからの日々。
どのくらいまたまわりが変わるのかわからない。
神様はまたいろんなアトラクションを用意して、ぼくらのチーム力を測ろうとするだろう。
でも大丈夫。
嵐からの隠れ場所があるから。
外の世界では「成長した姿」を見せるけど。何重にも重ねたよろいで強さをアピールして戦うけど。
嵐からの隠れ場所では、ふたりは成長することなく、30年前とおなじ。
成長なんてくそくらえだ。
いまのようにこのまま、ラッキーが続きますように。
死が二人を別つまで。
まあ、死ってのも、ちょっとした時間差でしかないけどね。
来年は25周年。ほんとになにもしてあげられない結婚記念日だけど。
なんとか、なんとかしたい。
佐野元春がつくったこの歌。(動画はヒートウェイブの山口洋だけど)
勝手にこの歌を信じてる
そして、この歌に対する、ぼくのアンサー。
窓辺のグラスが 壁に虹を描く
夜明けの静けさが まだ残る 二人の食卓
コーヒーは少し 冷えてしまったよ
話に夢中で 時はすぎ 二人の食卓
くだらない 外の世界で 大切なものは
帰り道 小さな花屋で 手に入れるブーケ
朝食に花を 朝食に花を
パンを削っても 朝食に花を嵐からの隠れ場所には
小さな傷もたまるけど 二人の食卓
くだらない 外の世界を 鮮やかに彩る
帰り道 小銭を数えて 手に入れる花束
朝食に花を 朝食に花を
パンを削っても 朝食に花を
https://note.mu/sunnysideyasuda/n/nc066e68b1f26
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