「ほんとに自分が好きなんすね~」と猪口くんは言った。
そうかもね。50歳こえたら、きみにもわかるよ。
アマチュアミュージシャンとしてお世話になってる場所がある。
アコースティックな音楽とイカシタ(いかれた?)ミュージシャンのあつまる馬出ブローインと、マーヤとのバンドライフの原点で、定期的に企画を任されてる清川のキャバーンビート。
バースデーライブをやるなら、どちらともでやりたかった。
しかし。もともと人気のない僕だし。誰か聞きに来てくれるんだろうか?と不安で。
2デイズ看板はあげたものの・・・眠れない日々でした。
連日連夜スタジオ練習。おまけに指は負傷するし。
でもね。こんなばかげたお祭りに参加してくれるミュージシャン仲間がいるなんて、超ぜいたくでハッピーなことなんだと信じて練習しました。寝る間を惜しんで(ほんとに言葉通り)
3/22.誕生日当日。
5時半にキャバーン入り。
当日の流れとか楽器のうちあわせをする。
今日はユニットふたつ、バンド3つ。ほとんどのバンドで歌うし・・・。心配・・。
誰か見に来てくれるかも、心配。
ほんと、ライブ前の心配と緊張は何年たっても軽くならない・・・
音楽や演劇など、アマチュアで集客のいることをやってるかたならみんな経験したことがある「行けません」お返事のやまをみると、世界中から見放されてる気持ちになるよね。そのことでも連日、妻に泣きついてた(笑)
でもほんと、たくさんのお客様に来ていただけた。嬉しいです。ほんとに涙が出るほど。
まず、最初。ひとりでうたう。
「最初に二人はベッドに愛を持ち寄り 固く手をつないで日陰を飛び出した」
小山卓治のNYNY。
14年前、僕が社会人になって初めて参加したバンドが小山卓治のコピバン。そこでギターを人前で弾いて、なにかがはじけた。
小山卓治はいまも歌ってるし、キャバーンビートにも来たことがある。彼の「NG」というレコードは今もよく聞いてる。
ブルースギタリスト猪口君をむかえて「G2」
何年ぶりかでブルースハープを吹く。ブルースに憧れて、やりたい!と思って挫折した。
ギタリストの猪口くん。最近ライブはやってないけど、もっとやったらいいのにね。
かっこいいよね~
・やってられないぜ
・嵐の晩に
・まちあわせ
ブルースから始まって、ブルースでなくなったG2の歴史をまとめてみた選曲。
いまでも、いい曲だとおもったけど、どうだったかな?
gigiというカフェがあり、若くていいミュージシャンがたっぷり。そんなとこにも呼んでいただけた。よしえさんには感謝してる。そこでたくさんの刺激的なひとたちとあった。
そのなかでも「牧畜業者」はすごかった。彼女と音楽をやりたいと思った。
それが「ノスタルジア」というバンドのはじまりだ。
・恋人とこないで(松任谷由実のカバー)
・ルーシー
・シュガーリップス
・マジョーラサーカス
ノスタルジアという名前がついた時点では3人、そのあとサンセットライブ出演を期に5人に。今回は原点に返ってふたりでやってみたかった。
キャバーンビートといえばマーヤ。マーヤの明るさと歌の力とにずいぶん助けられた。
まっすぐな生き方もすてきだ。
就職活動をむかえバンド活動を休止。今日が最後のライブ。マーヤとセーラーゾンビ再結成できなかったのは残念だけど。
いつもはアコースティックでやってる「遅刻早退女子」というユニットでやろうとしたけど、せっかくならバンドでどーんとしたいよね~
なので、僕は弾いた事のないベースで、ドラムにはセーラーゾンビのカナを迎えて3ピースのロックバンド!
・アイラブユーがいえなくて(マーヤとセーラーゾンビカバー)
・トラベリンガール(マーヤとセーラーゾンビカバー)
・愛はない(マーヤとストーカーズカバー)
ここまでセーラーゾンビの衣装でうたうマーヤ。この衣装カワイイよね~。
そして今回の目玉!女子大生なまきがえ!(笑)&ラブライブ
遅刻早退女子は女子高生と先生という設定なので僕は白いカッター、マーヤは制服というコスプレ。
セーラーゾンビの衣装を脱ぎ捨て、女子高生に。
最初にドラムセットにすわりカウントするマーヤ。ベースでイントロを弾くカナ。
そのままやるのかと思ったら!早着替え&配置転換(笑)
カナがドラムに、マーヤが着替えて歌に。僕はギターを。
・タカラモノズ(ラブライブ)
自分ではぜったいやらないタイプの曲だけど、いい曲だしかっこいい。一日練習した(笑)
楽しくできたし、すごい明るかった!!
ほんとに楽しいマーヤとのいろんなバンド活動。これでいったん終了。就職はやく決まって、また、キャバーンビートに戻ってくる日を心待ちにしてる。
客席に、マーヤとストーカーズの木村君が来てた。せっかくだから彼のドラムを聴いてほしかったので、一曲やらん?と誘った。
代表曲「ティーンエイジブルー」。しかも僕がベースを弾く3ピース。
なかなかワイルドだったような。
ただ、ベースの弦のアタックはきつく、負傷している指は激痛だった。腫上がってる。
サンダーバードのSEにのって登場するのは、僕の今のバンド「クルー・オブ・ブルー」
テーマは「永遠の戦前のためのダンスバンド」
今、この時代。頭の上をミサイルが飛び、キヨシローの言ったとおり大きな地震の後、戦争を始めたがってる人たちが支持を集めてる。
ぼくらは永遠の戦前を作るべきだ。そのためにはダンスだ!と思いついてからメンバーを集め、リハーサル。ライブに勝る練習はないと思ってるので、先月デビューした。今日は二回目。
バンドは徐々に成長して行く。
クルー・オブ・ブルーはこれからきっと、かっこよくなるはずだ。
手ごたえを感じてる。
・かけおち
・虹を見たかい?
・ロンドンガール
・ゲットハッピー
このバンドで僕が歌いたいのは
「あなたは悲しみをここへ捨てて行け 僕らはそれを土に変え豊かな果実をみのらせる」
「あなたは痛みをここへ捨てて行け 僕らは花を咲かせる この大地に ゲットハッピー」
これだけだ。
ぼくらは幸せを伝染させなきゃならない。これはおとなの責任だ。若者や子供たちが「ああ、生きてて音楽がやれるのって素晴らしい。わたしも生き抜こう。幸せになろう」そうおもってもらえるような世の中をつくらなきゃ。
ラストはディクソンズ!
生まれて初めて自分でつくったバンド。自分でオリジナルを作りプレイしたいと思ったバンド。10年ぶりのライブ。サポートドラムにカナを迎えて。
ディクソンズがなかったら、ディクソンズを応援してくれる人がいなかったら、ぼくはきっとそれまでだった。
今日もなつかしい友人たちが来てくれた。
どう?ディクソンズかっこよくない?
相変わらずシールド抜けるし、歌へただし、ギターめちゃくちゃだけど。
ディクソンズはそれでいいんだ。炎なんだから。
・イントロ
・銀のピンヒール
・心にロケンロー
・風に吹かれて
・道の真ん中
たった一回きりのスタジオ練習で、しっかりロックンロールしてくれたカナに大感謝。
社会人バンドも含めて「趣味」を続けて行くのには、家庭の理解、パートナーの理解が絶対必要。特に夜遅くまで練習して(しかもカワイイ女の子たちが多い!)怪我したり、愚痴を言ったりすることばかりな僕を、いつもはげましてくれる妻に感謝。
51歳の誕生日は31回目のふたりの誕生日でもある。
僕の願いをただ、歌にしたものを最後に。
「死が二人を別つまで まだしばらく一緒に」
平日。しかも三連休明け。
そんな日に遊びに来てくれて、遅くまで付き合ってくた皆さんありがとう。
「自分もなんかやりたくなった」
「こんな幸せな51歳になりたい」
そんな嬉しい声が、なによりの贈り物です。ほんとにありがとう。
今日からまたスタートです。
今日出会えた人たちがまた、自分の「幸せ」を追求してエンジン吹かしてくれたらこれ以上のことはない。
幸せは伝染する。
僕は信じてる。
4月からもクルー・オブ・ブルーはライブをどんどんやります。
僕らの成長を見に来てくれると嬉しいな。
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