星を追う子ども:ツギハギだらけの問題作
いやあ。まいったね。
見終わった後にしか、映画批評を見ないんだけど。
見終わった後の気持ちの悪さを確かめたくて、批評を覗くと
★ひとつVS★いつつ
なるほど。そういう映画だ。
ジブリ作品のあれもこれもとつなぎ合わせて、そこからイデオロギーを抜いた作品。
つまり
ノスタルジックで
時をかける少女で
兄弟萌えで
異形萌えで
サンドイッチたべる萌えで(笑)
萌えを並べたベスト盤。アルバムじゃなくてシングルの寄せ集め。
だから時代に即してるんだ。
星を追う子ども:ラピュタが地下に降りただけ。
地下なのに太陽が昇るんだよ。おかしいだろ?
満天の星を見るために、危険を冒してまで地上に出てくる人がいるのに。
地下世界には太陽があって、雨が降って。
日没後には妖怪みたいなのがわんさか。
これはもう映画じゃなくてテーマパークだ。
これが「若さ」というか「アップトゥデイト」ってことなんだろうか?
これがクールジャパンって物なのか?
この画像を並べてみると、ジブリ以外の何者でもない。粗悪なコピー商品。
星を追う子ども:自分の「欲求の為」だけに生きる潔さ。
ジブリ映画のディティールは好きでも、脈々と流れるイデオロギーが苦手なんだろう。そこはすごくわかる。
ジブリ作品の裏にある「自然である事」「生きねばならぬ」というテーマは、現代には重すぎる。
その点、この作品の主なキャラクターの一人は「亡くした妻を蘇らせるため」だけに生きている。
喪失を乗り越えられない、自我の塊。
人なんかどうでもいい。世界とかどうでもいい。
私は私の欲望を叶えたい。
すごく純粋。
イデオロギーはない。
そこが光り輝いていた。
悪役ぽくなったり、善玉に見えたりするけど、それはあくまでもこっち側、ストーリー上そう見えるだけ。
彼はただ闇雲に、すべての情熱を「自分のためだけに」使う。
見てて気持ちがいい。
重くない。
星を追う子ども:軽くて、燃えて。時代の産物。
時代に敏感な、ごく狭いマーケットのキング「新海誠」
日本一大きな同人誌と言えるかもしれない。
彼がいつか時代を引っ張るのか?
大きすぎる先人たちの、まだ歩いてないところを見つけようとすると大変だ。
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