こんばんわ。ブログアパート管理人のサニーです。
先日書いたニヒルなかっこよさに引き込まれるなよという記事。
これは僕らが
「間違いを正そう」としたり、「間違いは謝り、改善しよう」としたりするってことが前提だったんだけど。
もしかしたら僕らは最初から民意と知性とかを持ち合わせてなくて、平和も平等もお好みではなくて、自分より上だと思った人にへいこらして、自分より下だと思った人を踏み潰す感性を持ち、主張することは悪だとし、文化の違いや個人の違いについて認め合うことを良しとしない、そんな人間だったんじゃないだろうか？と思ってしまう。
それこそどう思おうと個人の勝手だけど。
政治的なことって、日常生活とべったりくっついているものだから、普通の発言だとおもうんだけどね。
現状に文句を言うだけで「パヨクだ！」っていわれるのは不思議な気がする。
政治って、居眠りしてるおっさんたちが勝手に作ってるものじゃないよ。悪い奴らが勝手に作ってるものじゃないと思う。
僕らの意思が、そうさせてる。
僕らの支持が、そうさせてる。
ほんとは彼らに指示しないといけないのに。
なんか、絶望的な気持ちになるけどね。
沖縄県知事が亡くなられた。病気で。
日本国に楯つくから天罰が下ったとか、パヨク死す。これで少しは沖縄もよくなるだろうなんていう書き込みが続く。
この国はもう、そんな国。
誰かをいじめて、多数がハッピーならいい。
自分は少数にならないように多数にべったりついていく。
この国の未来は、大好きな多数派に一任。
働いて、働いて、どうして200万くらいの年収なの？と思ったとき
働かずに同じくらいもらえてる生活保護受給者を叩くの？
そのくらいしか払わない会社や社会に問題があるんじゃないの？
極端にいえば
ホームレスの家を燃やすより、大企業を爆破するべきなんじゃないの？
だってさ、
僕らはホームレスになる可能性はあるけど、大企業に入っていい目を見ることはないよ。
可能性の問題だけどね。
そういえば、ホームレスを襲撃して殺した人たちは、自分が「社会的弱者」に向かって暴力をふるったとは考えてなくて
「社会の悪を抹殺した」「いいことをした」と思ってるという話を聞いた。
正義、うつくしい国、この国を取り戻す。
初めから、美しさなんてもってなかったんじゃないかな？この国は。
美しい田園風景。
美しい四季。
そんな都合のいい包装紙につつまれたこの国の醜いこと。
自分とは違う人が傷つけられてたりしたとき、自分と置き換えて考えることは難しくないと思うんだ。
自分とは違う人がおごりたがぶってるときの顔を忘れずにいることはできると思うんだ。
人の意見に「同じです」しか言わずに育ったとはいえ。
僕はもう現役じゃない。
次の時代をつくることはできない。
今、
歌ったり、いろんなタイプの映画を見たり、許可なく数人でコンパしたり、反対！という声をあげたり。
外国に自由にいったり、来てもらったり。
例えば読んじゃいけないっていう本を読んだり。
そんなこと、昔はできたらしいよ？
そんな風にならないように願うことしかできない。
AKIRAの予言をふっとばさなきゃ。とても危機的状況だけど。
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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