こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
ちょっと遅くなったけど、先週末に、毎年楽しみにしてるお芝居を見に行きました。
野外劇団 楽市楽座の「赤いクツ」です。
楽市楽座「赤いクツ」@清流公園【あらすじは】
物乞いしながら旅してた、母と娘の思いはひとつ、豊かで明るいビンボー暮らし。
ところが夏の路地裏で、泣き虫ジイサンが娘に贈った、それはご法度の「赤いクツ」。
しかもジイサンは宇宙人?
娘は急に色気づき、恋は母を盲目に―
全てが金儲けのこの地球で、踊り狂って、乞食バンザイ!
毎回「小さな生き物たち」を主役に、笑ってしんみりしてさらに笑うお芝居を見せてくれるんだけど、今回は人間が主役の人情劇。
開場をちょっと過ぎた頃、いつものギター演奏が聞こえるなーと歩いてると
「お!客席がかなり埋まってる」
おお〜〜いよいよ楽市楽座の時代が来た!
一見さんぽいお客さんもいて、子供もいて、始まる頃には立ち見もいて。
僕ら夫婦も椅子に座り、投げ専用の折り紙に100円玉を包んでゆく。
お芝居が始まる前のこの感じが好き。
お金を投げる!ということに慣れない頃はちょっと控えめだったけど、投げ銭することが「お芝居に参加すること」ってわかってからは、僕らも仕込みをしてる気持ちでワクワクする。
楽市楽座「赤いクツ」@清流公園【江戸前ミュージカル】
ステージにポツンと置かれた赤い靴。
この靴がこれから騒動を巻き起こすんだろうなぁ。
まだまだ公演残りがあるのでネタバレはあまりしないようにしたいけど、
今年の「赤いクツ」は江戸前ミュージカルだった。
特に小さかった萌さんが、年々大きくなって(よその子の成長はすごく見える笑)もう、がっぷり3つな感じ。
今回は歌う、踊る!
テーマは「何があっても踊り続けようぜ!」っていう感じで、お上からご法度って言われたくらいで楽しみを放棄する現代の人たちを奮い立たせるにあまりあるものだった。
このところの楽市楽座は、腐敗し切った世の中を強く怒り、失望し、それでも生きて、反旗を翻す「戦う集団」だった。
胸をぎゅっと掴まれて放り出されるような。
それが今年は「エロス」を含めた生きるパワー。生命力の物語になった。
ポジティブで前を向いて。
楽市楽座「赤いクツ」@音楽としてお芝居をみる
開演前のギターとタンバリンの演奏がすごく好きでCDもよく聞くんだけど。
たった三人で
- ギター
- 三味線
- ベース
- ヴァイオリン
などいろんな楽器を演奏する。
アマチュア音楽をやってる人は、その聞かせ方見せ方をぜひ見て欲しい。
映画から学んだ映画がつまらないのと同じように、音楽だけ聴いてる人の音楽はきっとつまらない。絵画や映画、漫画などのいろんな影響があってこそ幅が広がる。
お芝居の音楽、しかもライブ。
間の取り方とかクライマックスへの流れとか、聞かせる歌、楽しませる歌の配置とか。
ほんと勉強になった。
しかも、今作の重要なところはダンス!
ヒールでダンス!
ものすごいかっこいい!
萌さんの伸びやかさも、キリコさんの妖艶さも一段と凄みを増して。
しかもそれをしっかり見せ場として作り上げてくる座長の冷静な演出。
一年に一度、小銭をかき集めて来て欲しい。
あ、あと最後にお札もひらひらとね。
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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