こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
11/11日曜日。劇団青春座の公演を観に北九州へ行きました。
SHEENA ~ I LOVE YOU ~ 劇団青春座232回公演を観にいくことになったわけ
SHEENA & THE ROKKETSのシーナさんと鮎川さんの物語を舞台化したもの。
僕は実はコアなファンではなく、中学高校時代にめんたいロックの一つとして彼らを知って、レコードを数枚守っているくらい。
シーナさんがガンで亡くなったこと。
その後もシーナ&ロケッツとして3人でステージに上がってること。
くらいしか予備知識がない。
なぜ、このお芝居を知ったかというと・・・
主演の女優「山田彩虹」と知り合ったから。
折尾のブラックホールという異空間ライブハウスに憧れて、ついに出ることができた。
そこのボスの一人、山田ツトムさん(同級生)のライブに衝撃を受けて、友達にしてくれ!とすり寄った(笑)
そこからこの美しいクイーン山田彩虹さんと知り合い、写真を撮り。
曲を一緒に作ってライブで披露して。
つまり「普通の音楽関係」だった。
お芝居をやってて、公演があることを聞いた。
シーナさんの役をやるんだ〜へ〜すごいね〜頑張ってね〜くらいの感想で。
だってさ、目の前にいるのは弾き語りでかっこいい歌を歌うシンガーで、「役者さん」ではなかったから。
その後ネットで調べてみると、まあなんと大きな劇団、大きなステージの主役ってことを知って。
なぜか緊張した(笑)
ライブレポはこちら
SHEENA ~ I LOVE YOU ~ 劇団青春座232回公演は地方都市「若松」と夫婦と夢についてのお芝居
お芝居は冒頭からシーナの病室。
バレンタインデーになくなる病室。
歌っていた彼女が、堂々と寝ている(笑)言い方はおかしいけど、山田彩虹はそこにいなくて寝てたのはシーナだった。
この発声があるから、あんな風に歌えるんだな〜と思った。
そして、そこにいるだけでスポットライトが当たってるかのような彼女の「光り」に目を奪われた。
きっと会場にいた頑固なシーナ信者をも、その迫力と肝っ玉でねじ伏せただろう。
物語は二人が出会い、結婚して、東京へ行くというもの。
描かれるのは、シーナのふるさと若松の人情と、子供がいても夢を観て、つかもうと走り出す女性。
鮎川誠が在籍したロックバンド「サンハウス」が活動を停止して、東京でシーナ&ロケットとして動き出す。(あの頃「福岡を裏切ってマコちゃんは東京へ行ったんよね」なんていう声を聞くことがあった)
福岡にこだわりがあるからこそ、この街でロックをやり続けたい。
その思いが足かせになっているかも。
しかも、妻は小さな子供がいる。
踏み出せなかった鮎川誠が、家族や周囲のバックアップで東京へ行き、成功を収める。
地元若松の商店街の当時の熱気とか、人情とかが「お芝居のプロ」の手によって蘇る。
ロックンロール成功物語だけにならずに、笑いや涙を盛り込んだエンターテインメントに作り上げる様は、さすが老舗の市民劇団「青年座」だ。
新喜劇ぽさも嬉しいし、地元の芸能も披露され「お祭り感」が増す。
「俺たちの街のヒーローとヒロインの話だ」と言う愛情がビシビシ伝わる。
シナロケを知らない人にも、シナロケしか知らない人にもしっかりと物語を届けるには、演じる役者さんや演出する監督、舞台チェンジをするスタッフなど全ての人の熱意と技量が必要だ。
(今回一番前に座って観たんだけど、暗転〜舞台チェンジっていうのが本当にカッコよかった!舞台の醍醐味ってこれだよね!)
このお芝居で描かれるのは「夢を実現させるためには周囲の協力が絶対必要」ということ。
よく、スポーツ選手が「皆さんのおかげで達成できた」っていうのを昔は信じれなかった。
でも、「夢を現実にする」ためには家族の協力が絶対必要だ。最近はそれを痛感する。
鮎川誠の徹底したファンサービスはきっとここに原点があるのだと思う。
「俺たちは一人で音楽をやれてるわけじゃない」ってこと。
あの時代、子供を置いて東京へいき、音楽活動をすることのプレッシャーは相当なものだろう。
しかも夫婦でロックバンド。
どれだけ信じあえたら、そんなギャンブルができるのだろう。
そこにあるのは絶対的な夫婦の信頼関係。「この人なら絶対大丈夫」というある種のマジック。
最近よく聞く「縛り合う絆」の呪文とはわけが違う。ハッピーなマジック。
そのマジックはシーナが亡くなってもまだ解けない。
もう一つ重要なことは「これが私の素敵な夢」だと宣言すること。
時代が閉塞感を増し、夢を口にするのは愚か者だという風潮の中、大切ことは「夢を持つこと」と「私の夢はこうだ!」と言うこと。
夢は人それぞれ。宣言した途端に潰そうとする連中もいるかもしれない。でも「夢を持とうぜ」って言うだけじゃなく「私の夢はこれ!あなたも夢に向かって頑張って!」って言われた時の説得力と嬉しさよ。
他の人にはわかってもらえなくても、まずは自分がその夢をきちんと立ててあげる。そして共犯者がいればなおオーケー。
僕の夢は、
- いい歌をたくさん書くこと
- 妻とずっと一緒にいること
です(笑)
SHEENA ~ I LOVE YOU ~ 劇団青春座232回公演:カーテンコールのあと
ロビーにて皆さん写真撮影大会。
僕も混ぜてもらった。
愛と勇気とロックンロール。
ずいぶん離れてしまったあの頃へ、山田彩虹が引き戻してくれた。
そしてギターを持って、コードを握って、ガーンと弾く時の高揚感を忘れてないことに気付かされた。
you may dreamを歌いながら見下ろされた時、ステージの下から見上げてた中学生くらいの僕になった。
見るも無残なほど泣いちゃって、かっこ悪かったけどね。
無様な顔でも輝いていたはず(笑)53のおっちゃんは。
ずいぶん懐かしい画像が出てきたのでおまけで貼っとく。今から20年前、この下手くそな3DCGをサイトに使ってたら鮎川さんが観ててくれて、サンハウス再結成のライブの時に「CGでTシャツ作らんね」と言ってくれたのだった。
シナロケのもCG作ったなぁ。どこに行ったんやろか・・・・
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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