中学生の頃からの夢「映画を撮りたい」
禁止のバイトでお金を貯めて、30秒くらいのアニメーション(一枚一枚手で描いて、裏から色を塗って、撮影する)を文化センターに習いに行って作ったなあ。
そのフィルム、どこに行ったかわかんないの残念すぎる・・・。
雑すぎる・・・。
高校生の頃はとにかく今は無くなった「ピンク映画」をとにかく見に行った。
映画館の人に「映画監督になりたいんです!」と直談判して、こっそり潜り込ませてもらった。それなりに怖い目にもあった(笑)
その後、時は流れて2016年。去年夏頃。
出会った二人の女性アーティストで、長年温めていた企画を映画化しようと決めた。
(その辺のことはラストのリンクから)
脚本というかストーリーを二人の女の子とライブハウスを中心に書き直して、絵コンテを書いて。
カメラマンも決まっていたんだけど、結局流れて(結果的に自分で撮ることになったんだけど、それが良かったなぁ)
iphoneと、映画のために購入した一眼レフカメラの動画機能だけで撮影し、無料の動画ソフトだけで撮ろうと決めた。
初めての撮影は中島晴香の自宅を借りて。
1/29
やはり雨が降っていた。雨上がりの時間を狙って外での撮影と、中島晴香のベッドでのベッドシーン(笑)
2/8
キャバーンビートでカズキくんと小佐井みなみのシーン。タブレットで話すシーン。とてもいいリズム。
3/22
キャバーンでの中島晴香、小佐井みなみ、カズキ、町田さんのからみを。この日はバースデーライブもあって忙しかった。
予告編を上演して、夏頃には完成!とか言ってたんだけど・・
4/13
中島晴香の一人のシーン。桜のはらはらと散る中で撮影。
これでほぼ材料は揃った
お話をもう一度よく考えてみた。
考えれば考えるほど「これでいのか??」っていうループに入ってしまう(笑)
映画を撮り始めた2017年。
この年はいろんなことがあった。
原発事故をまるでなかったこのように進んでいく国のこと。強く、美しいものだけがもてはやされる世界。
最初のエンディングは「失われていく本当のことを繋げていかなくちゃ」という思いでいっぱいで。不安で悲しさの残るものだった。
でも、違う。
時代が閉塞感を増やしていく中で、僕は「ミナミ」に海を見せてあげたくなった。
「ラストシーンを変えたいので、もう1日、撮影をしたい」
ところが中島晴香は福岡を去り多忙な日々。小佐井みなみもリリースやらライブで大忙し。僕は僕でちょっと音楽に疲弊して。しかもギックリ腰(笑)
三人のタイミングがなかなか合わず、
「11/28しかない」ということが10月半ばに決まった。
イベントごとに雨を降らせてばかりの僕だけど、この日はどうしても
- 青空
- 海岸線
が欲しかった。
どうしても撮れなかったらまた来年、と思っていた。何日も前から天気予報を見てた。
- 曇り
- 曇りのち晴れ
- 晴れ
と変わっていく予報も信じず(笑)前日がきれいに晴れたことから「ああ、明日もこんなだったらいいなぁ」と願った。
二人を車で拾って志賀島へ。今年の夏見つけたステキな穴場へ。
でも海水浴シーズンじゃないから、砂浜は荒れ放題かも・・・。
- 砂浜はきれい
- ワンピースでも十分なくらい暖かい
最高の条件の中、明るいラストシーンを撮影。
こんなにいい天気は久しぶりで、翌日の今日は雨。
ラッキーとしか言いようがない。
みんなで海鮮丼を食べて帰った。
さあ、これから編集とナレーションを依頼して。
年末年始で完成させて。
来年の春前頃に上映会をしようと思います。
そこでみなさんに「後からクラウドファウンディング(笑)」をお願いしようと思っています。自腹もかなり切っちゃてるので(笑)ご協力ください!
その時はぜひ、ご来場くださいませ!そして物販などをお買い求めください!!
かっこいいパンフレット製作中です。
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【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017
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