viktoria modesta:ヴィクトリア・モデスタ【youtubeで出会った片足のシンガー】

viktoria modesta:ヴィクトリア・モデスタはプロトタイプか?

youtubeを漁るようになって数ヶ月。
時々すごい大ヒットがある。

ラトビア出身のモデル兼アーティスト、Viktoria Modestaがどのプレイリストから流れてきたかはわからないけど、「Prototype」と言う曲のかっこよさと言ったら!

 

Another life, filled with parts
Circuit board, connecting hearts
Nostalgia for the future
We’re playing god
And now’s the time
We’re limitless, we’re not confined
It’s our future

I’m the pro.. i’m the pro..  i’m the pro
i’m the pro..  i’m the pro..  i’m the pro
Im the prototype

 

サウンド自体の先端感もすごいけど、CGかと思ったその足は義足だった。
義足だからかっこいいわけじゃなくて、「このビデオの義足がめちゃめちゃかっこいい」んだ。

 

The Snow Queenの役で2012年のパラリンピック閉会式に出てたらしい。
見たことなかった。

本当、人生って見逃してばかりだよな〜〜。でもyoutubeのおかげで見つけることができた。

彼女の出番は57分ごろ

 

義足×モデルという図式はフェティッシュな嗜好としてポピュラーだと書いてあった。
人はないものに憧れるものだからねえ。

性的な趣向もあるだろうけど、単純に「美しい義足」「かっこいい義足」と思った。

この曲のかっこよさは、彼女が「私は原型」と歌うからこそ。
ポップクイーンが義足で、その武器を最大限に使ってる。

 

義足。
足を失った人がつけるもの。

そこに「かっこよさ」を求めたりするのは当然なはずなのに

  • 不自由でかわいそう
  • 不自由を売り物にするなんて

なんていうくだらない考えが渦を巻く。

偏見や「障害者ポルノ目線」から逃れるよりも、ポップスターとして堂々と真ん中をぶち抜いて行くそのかっこよさ。

 

ミュージシャンでモデル。あえて視線を浴びる方へ飛んで行ったヴィクトリア・モデスタはラトビア出身。
生まれた時から股関節と太ももが脱臼しており、15回に渡る手術を受けたそう。ただその結果はあまり期待通りではなかった。

ロンドンに家族で移住すると、待っていたのは激しいいじめ。
14歳で学校から離れ、興味のあったファッションや音楽へとのめり込んでゆく。

音楽やファッションの果たす役割は「誰かの逃げ込み口」になり得るところだ。
そして音楽に助けられたものはまた、音楽を広め、誰かの逃げ込み口になることもできる。

 

僕たちはいろんなものを「持っていたり」「持っていなかったり」する。
持っていないものを「ない」とだけ考えるから、誰かと比べた時に劣っていると考えてしまう。でも、全てを持ってる人なんてそうはいないし、自分にとっては「持ってるもの」も「持っていないもの」も合わせて個性だ。

苦労の大小はあるし、現状にいろんな不平や不満はあっても自分の個性を誰かにねじ曲げられることなく、生きていけたらいいなぁと。

52歳のおっちゃんでも思うんだ。
このビデオを見ると。

 

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