こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
いやあ、音楽やってると「こいつらすげえ」とか思う人たちがいて、そんなこと思うのはクソつまんねえことなんだけど。同じ土俵じゃねえかよクソが！（笑）と、言葉遣いが悪くなるくらいの、ね。わかるでしょ（笑）
その中の二人が、馬出ブローインに出る。
そりゃいかんといかんでしょ。
今回はカメラ持って行ってたので写真レポみたいな感じでやろかな？
今日のキャストは5組。それぞれにサイコーでサイコな（あ、井内さんはサイコではなかった）メンツでした。
- 井内大輔
- 陸王
- gn8mykitten
- 8月
- Kei Kumagawa
井内大輔さんはテンションの効いたコードをきれいにカッティングする。しかも我がバンドのベーシストの友人。
初めて見たな〜。でもすっごい勉強になった。
最近ある理由でギターが伸び悩んでる自分にとってほっぺた叩かれるよな気分だった！
優しいシティポップ弾き語り。
いい感じ！新しい発見だ！
陸王君は前回対バンだった。
ドスッとした塊を鈍くぶち込んでくるタイプの歌うたい。
カートコバーンに向けての歌を歌ってた。
27歳で死んじゃもったいないよ。
北九州の香りがプンプンする。
そしてgn8mykittenよ。
最初はそのスタイル「無伴奏生声フリースタイルラップ」に目玉が飛び出るんだけど
なんどもなんども見て、聞いていると、その情景描写力と、情報量が多いのにシンプルな心情とを描く「言葉」が強く優しいのに気づく。
息を吸って、声を出す。
人類が最初に手にしたであろうこのサウンドシステムで、月に行ったって変わらないボロボロの心を歌う。
どうやって生きてきたら、こんな風に暖かく包めるんだろう。
そうやって生きていれば、こんなに爆発できるんだろう。
どういう目で世界を見れば、こんな風に切りとれるんだろう。
僕にはまったくわからない。
自分の声だけが、自分を暗闇から助け出すツール。
手を伸ばしても空を切るけど、つかみ続ける。
彼のエンジンはアイドリングを知らない。
ただただ、回転し、前へ進むべき馬力を作り出す。
泣けてしょうがないんだよ。
対バンも多いけど、僕には余裕がないので。
心を開いてしまわないようにしてる。
僕だって、戦う一人だから。
でもお客で来た時は本当にいい。
全部触れられる。全部持ってかれてもなーんにも困らない。
ズシンときた後に、8月の二人が、場面をきりっと変えてくれた。
ふざけたシテージングとは裏腹の本気度100％の楽曲、歌。
全曲独り立ちできるようなヒットソング。
甘く酸っぱいポップソング。
夫婦かどうかは謎らしいけど（笑）
なんとも素敵な二人だ。
Kei Kumagawaがやってきた。
彼が好かれるのはもちろんかっこいいからだ。（僕は好かんけど笑）
でも対バンでなくお客としてみると、彼の「その日のライブを作り上げる」と言う祈りにも似た、真面目な心意気に触れることができる。
外から見るとわかるんだ。
彼が音楽と音楽の現場を大事にしてることが。
言いたくないからこれ以上は言わんけど（笑）
こんな美しい「ヒッピーを殺すマシーン」は見たことがない。
この日は特別なプレゼントがあった。最高のブライトな新曲「Lulu」にgn8mykittenが参加した。
この世に「おやすみ」をいうために。
好かんくらいかっこよかった。
昔のように「こんな風になりたい！」とかいう馬鹿げたジェラシーやら、鬱陶しい羨ましさは持たなくなったけど、こういう音楽が聴ける喜び。
嬉しい。
嬉しい夜だよ。
そして彼女を今夜も泣かす。
半分づつ。
おやすみ。
誰もいない、馬出の地下鉄の駅に立って、今あったことは本当なのか？なんて思ったりしてね。
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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