View from BAR window@gigiと高橋プランクトン@キャバーンビートをはしごした夜

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

昨日は平日の音楽イベントをはしごしてきました。歩いて5分くらいのところに楽しみの場所がいくつもあるってのがまさにシティライフ(笑)

最近お友達になったTOMOさんのイベント「View from BAR window」が、ぴったりの場所gigiにて開催されました。

開演前に、もうお客さん満員。それこそ海外のバーのようにざわついた会場。
熱気、というのとは少し違う、「それぞれが持ち寄った日常のかけら」みたいな空気があった。
イベントが非日常ではない雰囲気。
美味しいものと音楽のいいバランス。

gigiの恐るべき晩酌セットと、タコライスを食べながら。

ブッカブッカをみた。

いやー!震えた!
音楽をやってる自分が好き!っていうのも素晴らしいことだけど、それよりももっと「音楽・曲」さらに言うなら「楽器」が好き!っていう思いがビシビシくるインストユニット。

スイングするギター、時々リズムをジャラーンとばらす。
僕も同じギタリストとして、その「勘所」がすごく気持ちがいい。
メロディを生かすための伴奏の価値をすごく理解してるし、尊いものだとわかってる感じがたまらん嬉しかった。僕もそうだから。すごい嬉しい。

そしてメロディを奏でるアコーディオン。
ロマンチックでドラマチックで、でも小さな物語を形作る音。
でもそのためにはあれだけ指を動かさなきゃならん!っていう(笑)
好きなことを好きに表現するために、練習して、練習しまくる。
そんな姿が見えて(勝手な想像だけど笑)涙が出ました。

言葉がない分、メロディーの美しさがわかるし、楽器の演奏力もいる。
それがいいバランスになることは案外難しい。
BGMになったりテクニックご披露会になったりする。

でもブッカブッカは「曲の持つ物語」を前面にどっしりと置いた演奏をする。
メロディーとそれを生かすリズムと伴奏の価値が輝く、素晴らしい演奏やった!!!!楽器好きとしてはたまらんかったです!

 

大石みつのん先輩は、安定した演奏とパフォーマンス。実はもう10年以上前、彼らがバンドだった頃、夜中道端で演奏していたことがあった。練習ぽく。
僕はその日バンドの練習帰りで、ブルースハープを持っていて。怖いもの知らずだったので混ぜてもらって何曲かやった。

その頃からアーリーアメリカンラブなのは変わってないけど、芸風が広がって(笑)お金の取れるショーマンになった。いい意味で。

 

マイスモーヒー。
ちょっとしか見れんかった。

キャバーンビートで萠珈を見るのと、高橋プランクトンのギターサポートというお仕事があるので抜け出した。

 

歩いて五分のところを走ってキャバーンに。

萠珈がやってた。

僕がこの間へなへなのカバーをした曲をどっしりとやっていた(笑)

 

そして、梅雨時期の憂鬱な曲を終わらせた後、一連の騒動を乗り越えて出来た歌が素晴らしかった。

死にたい気持ちと向き合って、抜けた「生きてやる」曲。
ああ、彼女はこれで大丈夫だ。
幾つかのステージを一気にクリアするためのトラップだったんだろう。

ガンガンいくと思う。

 

そして高橋プランクトン。

今夜の彼は凄まじかった。

大切な人を亡くしたと言う。

結局どんな歌詞を歌っても、言いたいことは一つ「生きねばならぬ」だけ。
最後にその歌を歌うためのセットリスト。

もちろんいつものように、何の曲をやるかは知らない。コード進行も知らない。
でも昨日はわかりあえた。

彼の背中と、横顔と話ができた。

一曲目で3弦を切り、最後は三本だけになった。
チューニングは狂いまくり、ただただ弦のない「D」を押さえて弾いていた。

 

彼は泣いていた。無力さと、届かなかった思いに。
そして燃えていた。

この日に、一緒にギターが弾けてよかった。
ごめん。聞いてる人がどうだったかはわからない。でも昨日僕らは無言のまま饒舌に話をした。今までは演奏の呼吸だけを合わせようとしたけど、昨日はともに燃えた。そしてチリになった。

ありがとう。こんな機会を与えてくれて。

 

そしてgigiに戻る。

ちょうどTOMOさんのTOMO & The Bottle Necksが始まろうとしていたところ。

ベースを持った彼女は今まで見た中で一番緊張してなかった(笑)
ああ、相棒がいるからなんだろうなぁ。

演奏はまあ、リハーサルのようなところもあり、ジョンレノンのライブインNYのよな感じもありドキドキだったけど、何しろ楽しそうだ。

彼女といろいろお話ししてて「一度放り出した音楽の楽しみ」を取り戻すための旅を始めたんだなあと思った。

楽しけりゃいいじゃんうえーい!というのとは違う。
萠珈のいうところの「死にたいを超えた生きたい」のように「楽しくない、やめたいを超えた楽しい」をつかむための旅。

友達の誕生日を祝うためにめちゃくちゃ間違えながらキーボードを弾いたり、それをやんやと受け入れる仲間がいたり。

楽しみは自分で探し、自分で手にするもの。
楽しみから裏切られることもあるけど、でも暗闇から手を伸ばす。
そして、そのタイミングが来るのを待ち、きたら躊躇なく乗っかる!

これからTOMOさんとはいろんなことをやる。

一緒に楽しみを作ろうね!

 

gigiには人があふれ、思い思いの時間を過ごす。
投げ札をして帰る。
タバコの煙がちょっと苦手なのと、久々の大きな音で耳が聞こえなくなてきたので(笑)

 

ああ、長くて、楽しくて、いろんなことを感じ、考え、生きねばならぬと思った夜。

 

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018





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