こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
いやはや、本当に暑い。
溶ける。
そんな中清川の印刷ラボフクオカで開催されているグループ展「くせが凄い展」に行ってきました。自転車で、下駄で。
橘ちひろことちーやんはお出かけしていたので、あらら。と思ったけど、前回の個展も拝見したシローさんと話した。
今回は四人展。
インスタで好みのツボが微妙に重なってる宇井さんと、多分心の裏あたりがちょっと似てる史郎さん。
そして初めましての奥薗さんと、ちひろ。
顔がないくくりで、人体パーツの好きなところを切り取ってた。
くせが凄い展@印刷ラボフクオカ:三者三様の切り取り方
史郎さんは、俗に言う「スケベ」だと思う(笑)。
すごくストレートにあっけらかんと、エッチい写真。
アートの言い訳をかぶったり、パンクの酔いに任せた感じもなく、きちんと丁寧にスケベだ。
爽やか、というのか。
違うかもしれないけど。
「俺が触りたいと思うところをちゃんと切り取る」っていう律儀な感じがする。
ある意味、すごく若々しい!
久留米の奥薗さんは、パーツフェチを絞り込むことでセクシーさとか肉体感から遠く離れて、まるで静物のように、生花のように「浴衣のうなじ」を撮っていた。
STILL LIFEっていうか。
静かに切り取る。
デザイン的なのかも。
感情的な感じがしない、観察眼みたいな。
見る方もだから、「ああ、この辺の毛の一本がもうちょっとこうなってたらいいのに」なんて、観察し始める(笑)クール。
宇井さんはまさにファッション写真。
脱がないヌードというか、多分女の子の知り合いがとても多いよな(勝手な想像)
で、実は女の子自身にそれほど興味ないのかも(笑)
ファッションとして写真を撮る。と書くと、バカにしてるのか?って怒られそうだけど、ファッション写真はすごく大事で、すごく好き。
半脱ぎのパンツの、布の引っ張られ感とかヴォーグ誌みたい。
洋書の広告写真のような印象。
多分スキッとしたファッション写真が好きなんじゃないだろうか?
ちなみに僕は宇井さんの写真が一番好きでした。個人の嗜好の問題ね(笑)
そして橘ちひろだ。
くせが凄い展@印刷ラボフクオカ:橘ちひろの写真の変化。
彼女は友人だと思ってるから、ちょっと辛口批評も入るかも。悪口ではないよ、決して。
最近の作品は、「作品としての熱」が高くなってる分、好きだった「ひんやりした目線」が抑え気味な感じがする。なので僕は昔の方が好き。
被写体に対する「愛情」は絶対必要だとは思うけど、そこがある瞬間、ある角度でポーンと消えて、急に冷静な風が吹いているような作品ではなくなったかも。
抱きしめているようで、急に手を離すよな不安感というか、そういうのが一枚奥に見え隠れしていた(と、感じていた)
それは彼女がいろんな人とのセッションを通して「本当に自分が撮りたいもの」を見つけ、それに向かって野獣のようにまい進してるからかもしれない。彼女の「色」を出すことよりも被写体のことを考えて、「よりよく撮ろう」と思ってるのかもしれない。
きっと今はそんな時期。
僕の感じ方が変わったのかもしれないね。
僕はSNSでヌード写真を発表することに反対だ。
体に修正の入った(ぼかしの入った)写真は本当につまらないと思う。
ぼかしを入れないことは難しいのだったら、ぼかしを入れなくていいトリミングや作品を発表すべきじゃないかと思う。作品を発表しなくてもいいんじゃないかとすら思う。
僕はピンク映画世代。
ぼかしなく、局部や性行為を映さないで撮る監督をすごく尊敬した。
ぼかしは作品を台無しにする。
だから SNSでのヌード写真発表には賛成できない。
ぼかしの入った写真を見て、「本物が見たい」と思う人もいるかもしれないけど「なんだかこれ以上見たくない」と思う人もまあまあいるんじゃないだろうか?
展示されてたヌードはよかった。
顔がなくて、体の肉と皮と骨と脂だけがそこにあって、ちゃんと重量感があって。
顔はないけど、生きてる証拠とか、人生はしっかり映っていた。
顔がない分、わかりやすい愛情が少し減らされて、冷たさも感じたし。あ、これはあくまで個人的な感想ですよ。
アラフォーヌードにこだわってるところは、頑固な彼女ぽくて好き。
などと真面目に作品を見ながらも、息子、娘と遊んだり
夏休みの宿題(笑)をやったりした。
展示のレイアウトに悩みまくる彼女を見ながら
展示は7/29日まで。
ぜひどうぞ。
SNSで見て「う〜ん」と思っていた人も見るといい。
僕みたいにヌードに全く興味がなくても楽しめると思うよ(笑)
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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