天才は忘れた頃にやってくる?さえきズッキーニがぐいぐい来てる【若者ライブでの萠珈のボス感がすごい】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
仕事で慌てふためいて、日差しに焼かれて、息絶え絶えでたどり着いたキャバーンビート。

久しぶりに、とは言っても一ヶ月ぶりくらいなんだけど萠珈を見に。
彼女はプロレタリアのためのアートとしての歌を歌ってくれる、本当に数少ない「アーティスト」。安売りじゃない。
「アート」を作る錬金術を手に入れた人だけが「アーティスト」だと思うんだけどね。

 

この日は20歳、17歳、17歳、そして萠珈という流れで。53歳、憔悴疲労困憊のおっちゃんにはなかなか厳しい(笑)
体がつらくなってくるんだ。2年くらい前まではそんなことなかったのにね。

二番手登場の17歳「さえきズッキーニ」。
何度か対バンしたり、話したり。

ライブを聴くごとに「ああ、これが天賦の才ていうんだろうなぁ」と感心もするし、自分を省みてがっかりもする(笑)

とにかく、ヨボヨボでいて力強いギターと、声。
これは神様からもらったもんだろう。

ソングライティングはいたってシンプルで、簡単な言葉をなんども重ねながらグイグイと、じわじわとねじ込んでくる。
バカだな、バカだよ、バカだからもう心配なんてしないでいい、なんてね。

まだまだ本当の天国や地獄を見てない年齢のはずなのにね。
疲れ切ったOLのようでもあり、生まれたての赤ちゃんのようでもある。
「さえきズッキーニ」はあの、石田ラベンダー命名らしい。

作品がこれからどう変わるのだろうか。
この才能をどう使うのだろうか?
対馬から出てきて、まだちょっと。福岡に多分住んでいる(笑)
ゲームして昼寝して歌う天才のこれからはちょっと注目。

 

僕のプロジェクト「ミザルキカザルイワザルからの一歩」にも参加お願いした。

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さて、萠珈だ。
この日は日々のいろんなことから逃れるために、写真は撮らず踊ることに決めていたので写真はない。

一曲目から超難解なリフの「お皆刑」
曲の完成度が凄まじく(演奏ややり直したりもしたけど)バンドサウンドをもしのぐギターサウンド。
弾き語りというジャンルの定説を一つ一つぶっ壊すよな。
かっこいいリフと8分の6拍子で罪を歌う。

最近の定番「雨夜霧夜」
昭和歌謡の残骸を組み上げたようなポップス。
じっとりと暑い夜にはぴったり。
真っ暗な海の上で叫ぶカモメのような気分になる。

独特のコード進行。
ストロークとミュート。
彼女のギターサウンド。誰も真似できない。

いつものアトラクションをはさみ後半戦。
怒涛のヒットパレード(自分比)

柔らかい絶望に首まで使ったような「音甲斐」

スポッと生まれた(本人談)素直なポップス「猫も杓子も虎の巻」

くそったれ!を一緒に歌える「童謡」

これで最後かなと思っていたら、今日はもう一曲、世の中のすべての災いの責任を背負うような歌「点滅」
点滅は光と闇が交互にやってくるからこそ起きる現象。彼女は光も闇も引き受ける。

いろんな不調やアクシデントもあったけど、それを乗り越え、乗り上げで大きな竜巻のようにグイグイと上がっていく。
10代から20代のいわば同世代の「弾き語り女子」たちに格の違いを見せつけた。

傷ついた傷つけられたと騒いでは日々を適当に過ごしていく僕ら。
彼女のように傷を傷として正当に評価してあげられてるだろうか。

 

この日のセットリスト。最高だった。
来てくれたお客さんに「俺得」だと感じさせられるライブをする。
それがなかなか難しい。

わかりやすい才能とか個性もない。
逃げ足だけが取り柄のゆとりと彼女はいうけどね。

 

さえきが天才なら、萠珈は秀才だ。
一つ一つ、積み上げていく。
なんども倒れて、バランスを覚え、言葉をサルベージして。
作家として、アーティストとして成長していくっていうドキュメンタリーをオンタイムで見れる僕らは幸せだ。
その度にやせ細っていくのが心配だけど。

 

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【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018

 

 





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