こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
暑くて気が立ってますな。みなさん。
TV見ててもなんか、もう・。
さて先日の「雑誌作りたい企画」で、巻頭(かどうかはまだ未定)だけど、写真ページを撮り下ろしたくて、いろいろ考えて。
僕はやっぱり一枚写真で、どーんと説得できる、圧倒できるものはできないと思って。
数ページであるシチュエーションを作るってのはどうだろうと考えた。
で、最近、作品作りによく協力してるくれる人に連絡して、コンセプトを伝えた。
「2時間弱なら」時間できそうということで、さっと行って、パッと撮ってきた。
テーマは「おそく起きた朝に」
休日の朝起きて、ぐずぐずやって着替えて、メイクして出かけるまで。
つまりは一人ぐらしOLのドキュメント(架空のね)
写真の技術は全然だし、勉強は足りないけど、
映画とかドキュメントとかの「絵柄」なら、負けない自信がある。
設定だけを話して、話の流れだけを紙に書いて。
自分の部屋を自由に動いてもらって、それを僕がとる、というもの。
まずはベッドで寝てもらう。
もちろんスッピンだ。
スッピンを晒すのは大丈夫なのかなんども確認した。
女の子にとって「メイク前」というのは彼氏にも見せたくないものだろうしね。
まあ、顔をとるわけではないので。
スピーディーでとてもいいセッションになった。
彼女の写真チェックがまだ終わってないので、あれですが。
将来的に、散文を混ぜながらの数ページの企画として、みなさんに見てもらえたらうれしーな。
ここではその一部を。
ぐちゃぐちゃのたこ足コンセントとかがリアルよね。
この、起きれない!という演技はなかなかだった(笑)
なんども起き上がっては倒れる。
この後、ご飯(ゆで卵)食べたり、レモネードや牛乳飲んだり、メイクしたりとシーンは続いていく。
すごいスピードで撮り続ける。
こちらからの指示は、ない。
写真の力、というものが僕にははっきりわからない。
同じく、音楽の力というものも最近わからなくなった。
でもリアルに少しだけファンタジーを混ぜたリアリティが好きだ。
写真は誰にでもできる。
誰だってシャッターを押せば写真は撮れる。
パンクロックよりも簡単だ。
だから写真をとるのかもしれないな。
一番手軽なカメラと、一番手軽なレンズ一個きりで。
カラーだったら、トランアンユンや王家衛。
モノクロだったらジャームッシュ。
そんな世界が好き。
僕の写真は戦わないからアートではないかもしれない。
でも読み捨てられる雑誌になった時、それはきっとアートになる。
雑誌は展示もされないし、賞ももらえない。
数万円の値が付くこともない。
すごいねと言ってもらえることもないし、大事にされることもない。
サイコー!と言われることもないだろう。
でも誰かの生活の中に入り込み、ある一瞬、その人の人生を奪う。
実際、昔見た流行通信やオリーブ、装苑や多くの洋書雑誌から多大な影響を受けてるもんね。
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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