30分で録音してみた JAZZカバー【思い出のコンデンサーマイク】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

あまりに仕事が芳しくなく、イライラしてやる気が出なかったので。

「あ、そうだ。この時間にJAZZのカバーでよくライブでやってる曲を録音してみよう」と思いついた。(笑)なんだそりゃ。

 

家にはコンデンサーマイクがある。
前のアルバム「96エーカーの森から」も、このマイク一本で録音した。
打ち込みのドラム以外は。

今回も、部屋にマイクを立ててそのまま録音。
でもすごいいい音がとれる(気がする)

顔とギターの真ん中あたりに位置させて、猫背になって一発どり。
もちろんクリックもないから途中から走ったりしてるかも。

4曲。
いつも歌ってるけど、歌詞はあやふや。でもいいんだそのままで。
発音はカタカナ(笑)
30分で4曲撮り終えた。
すべて一発、ワンテイク。収録時間が16分くらい。

猫が途中で鳴いてる。

録音は一発目がいいね。

ほぼわかんないくらいに、うすーくリバーブをかけてるけど、めっちゃ生声(笑)

 

 

 

このマイク、実は昔大橋にあった「club49」というライブバーのマスターからもらったもの。
もう10年以上も前に。

club49はブルースの老舗で。
誰でもひょっこり出られるわけではなかった。
僕はその頃ブルースのデュオをやっていて、下手くそな、ブルージーのかけらもない歌を歌っていた。
今と変わらずお客さんはいなくて。
マスターには本当、申し訳なかった。

でも可愛がってくれた。
その頃club49がなかったら、もうとっくにライブなんてできなくなっていただろうな。

 

体調を壊してお店を閉める事になった時。

「サニーさん、このマイクあげるから、オリジナル曲レコーディングしたほうがいいよ」と言ってくれた。
いい曲、書くけん、と。

ブルースでもなんでもない僕の曲。好いてくれてた。

僕はそのマイク一本で、ありとあらゆる楽器を録音した。
ミキシングもマスタリングも何もわからないけど、いろんな人のおかげでアルバムはできた。

 

マスターは亡くなった。
あっという間だった。

お葬式にはミュージシャンがたくさん来てた。

 

 

そんなマイク。
かなり汚れて、古いマイク。
でも今回も頑張ってくれた。

マスター、まだまだ僕はやめられんごとあります。

 

CDはあれだけど(なんなんだ)割といいムードでとれた。
ジャケット、というか紙に包もうと思うので外袋というか、は
こないだ撮った写真を使った。

 

出来上がったら投げ銭とかに持っていきます。聞きたい人がいると嬉しいな。
投げ銭してくれた方にプレゼントします。聞いてね。
ジャケットはなかなかいいかもよ。500円の価値があるかも(笑)ワンコインでジャケを買うってのも大人ぽい!

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018

 





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