こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
きょうはアジアについて。
聞いてる音楽はほぼ洋楽。欧米の音楽。
もっと言えば1950～60年代のラテンとジャズ、時空を超えていまのエレクトロやヒップホップ。
だけどやっぱりアジアが好きなんだなあと最近思う。
町中が湿気にあふれてるアジア。
台湾、ベトナム。
ハワイには全然興味がない。
ブルックリンにはアジア人が合いそうだから好きかもしれない。
中国人とお仕事をするようになるからか、中国語をよく聞く。
中国語もベトナム語も、そりゃ響きがきれい。
つやがあって、ころころと転がる音をしてる。
何を話してるかはわからんけど、シューっと歯を閉じた状態で息を吐く発音がきれい。
これはやっぱり、ウォン・カーウァイの影響というか、おかげかな。
原点は林海象のアジアンビートかもしれない。
トラン・アン・ユンの描くグリーンも好き。
カラックスやベネックスにもアジアっぽい色合いを感じる。
1997年に香港が中国に返還される前に行った。
あの頃「中国になったらもう自由はない」といってお金を持っていた香港の人は海外に逃げた。
町のあちこちに工事中のビルがあり、人は多く、食べ物は適当だった（笑）
台湾、ベトナムに社員旅行でいった。
どちらも素敵な街並みだった。
アジアはずっとヨーロッパに侵略され、もてあそばれてきた。
日本は島国だったことや資源的に魅力のない国だったのか、侵略を受けてない。
先の大戦を「アジア解放戦争だった」というひともいる。
それもわかる。
それくいらいアジアはしいたげられていた。でも西洋に統治されていたからこそ、ねじれて美しい文化や生活習慣、建築もある。
ベトナムは最後まで狂人アメリカに負けなかったし。
僕らは今もう一度「アジア人」という感覚を持つべきかも。
もうアジアのリーダーではなくても。
日本がアジアの一員としてできることはたくさんあると思う。
阿片戦争というバンドを始めたのもそんな意識があったのかも。
日本にはアジアの空気があまりない気がする。
ぺらっぺらのジュラルミンシティ。
ヨーロッパの乾いた空気も魅力的だとは思うけど。
僕には根っからのアジアの血が流れてるようだ。
僕は写真を撮る。
アジアの香りがしたらいいなぁといつも思ってる。
女の子も男も。
湿気と艶とひらぺったい顔と。
人工物とグリーン。
雨を受ける建築物。
ひさしぶりに、どこかへ旅行に行きたいなぁ。
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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