フォークオペラ深海鉄道千秋楽@ブローイン【全曲解説】帯状疱疹ライブウイーク(笑)04

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
フォークオペラ「深海鉄道」が、初日のgigiから1日明けて馬出ブローインで千秋楽でした。

今回はライブ動画を交えて少しこのオペラのことを。
お時間のある時、みていただけたらいいな。

 

フォークオペラ深海鉄道「第一幕 海底20000マイル」

深い深い 海の底
太陽の光も届かない 深い深い 海の底を
ゆっくりと走る列車があります

真っ暗な海を照らす、細い光    低周波音
今日もいろいろな人や物を乗せて 静かに進みます  深海鉄道

 

海の底は宇宙。
今回の物語は、僕らがまだ知らないこの星の上にある宇宙について。
空を駆ける「銀河鉄道」のように、海のそこにも「深海鉄道」が走ってて、いろんな人や生き物や思い出や贈り物を乗せて、どこかわからない終着駅に向かってる。

そんなイメージを固めました。
そこから海の底にある悲しみと少しの希望を描けたらなと。

 

 

フォークオペラ深海鉄道「第二幕 海賊船の独り言」

大海原を相手に 数々の武勇伝を残した海賊船も
今や海の底に沈んで 魚の住処になっています
皆さんの周りにもいるでしょ? 
自慢話と昔話しか話さないお年寄りが
でもね 彼らのさみしさは 私たちには想像がつかないくらい大きいのです
まして海の底で、永遠にひとりぼっちなんて

 

音楽でもなんでも、昔話と自慢話ばっかりの人、いますよね。
僕もそうならないようにすごく気をつけています。
「老害」なんて言われてバカにされてるそんな人たちへの愛情を歌ってみました。

誰も話を聞いてくれない寂しさ。
昔の本当に輝いていた日々と比べてあまりにも寂しい。

でも、海の底で思い出とともにずっと生きていく。
それでもいいじゃないか、という歌です。

 

 

フォークオペラ深海鉄道「第三幕 水の泡」

小さな泡が 浮かんで行きます 空気の泡が ふわりふわりと
誰かのため息かもしれないし 思い出かもしれない
小さな泡は 登っていきます 海の上、空の下まで

水の泡って、結局何もなくなることですよね。
楽しい日々の思い出も、消えて無くなってそれでおしまい。

でも、泡はきっとその一瞬「キラキラした光に照らされたい」と思ってるに違いない。
消えてしまうから意味がないんじゃなくて、「生まれたこと」が意味があるんじゃないかな?

僕のように誰にも知られず消えていくアマチュア音楽、芸術家はごまんといる。
オークションで取引されたり、死後、評価が上がったり、教科書に載らなくたって、僕らには「泡として生まれた」という事実がある。
キトゥンくんの言う所の「一枚の楽譜も残せなかった音楽家たち」への賛歌です。

どうせなら浮かび上がって 空に消えたいな。

 

 

フォークオペラ深海鉄道「第四幕 海底ラジオ」

海のそこのお楽しみはラジオ  小さな音で響くラジオ
誰にも観てもらえはしないけど、今日もあの子は着飾って 歌って踊ります
ラジオを聞いてくれる世界中の誰かに向けて  歌って踊ります
ラジオは響く 小さな音で 合わせて踊る 誰かのために
私の歌が聞こえますか? ここは海底ラジオ73ヘルツ

 

アイドルは希望。
ティーンたちにとって、もしくは年老いた人たちのノスタルジーとして。
ラジオから流れる明るい声と歌。
きっと光に満ちた世界で歌ってるんだろうと思われてる彼女は、実は海底のラジオ局でひとりぼっち。

誰にもみてはもらえないけど、それでも綺麗に着飾って、可愛く歌います。
誰かにこのうたが聞こえて、少しでも楽しい気持ちになれるように。

この曲は、「受け手と発信者」との勘違いの歌です。
幸せな歌を歌う、人は恵まれてると思い込んでしまうリスナーと、誰かに希望を届けられてることだけを心の支えとして生きるアイドルと。

 

 

フォークオペラ深海鉄道「最終幕 深海魚の歌」

あの子の歌を聞くのが好き
こんな暗い海のそこが 楽しいダンスホールになるから
あの子が歌い踊るのを観て観たいなぁ
あの子はきっと海の上の光が降り注ぐところにいるに違いない
あの子に会いにいきたいな
海の上まで 空の下まで

この歌をベースに、このお話を書きました。
希望に満ちること
そしてそれが不意に終わること
そして、誰にも知られないこと。
忘れ去られるまでもなく、なかったことになってしまうこと。

アイドルに憧れて、住みなれたところを去る。
お母さんとさよならして、自分の道を歩き始める。
持ってるのは希望、夢。

でも、サメに食べられてしまう。

救いようがないお話に見えますが、それは「結末」を意識しすぎるからかもしれません。

人生の結末は「死」です。
誰も同じ。
大往生だろうが志半ばだろうが。

でもその間。束の間の人生の間に。

  • 大海原を相手に戦ったり
  • キラキラと海の上に登って行ったり
  • 歌って踊ったり
  • 夢中になって旅だったり

いろんなことがある。だから結末にとらわれないで、今を生きよう。
諦念に丸め込まれずに(僕自体が諦念の塊なんですが笑)、希望を持って生きよう。
きっと大丈夫、なんて言わないけど。

 

 

全曲聴いてもらえたら嬉しいです。
フォークオペラは三作目なんですが、どれもきちんとした形に残せてないので、今後頑張って音源化しようと思います。
ありがとうございました。

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018





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