サンダーバーズ・フォアというバンド【生き延びるのはカッコわるいことじゃない】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

キャバーンビートで毎月開催されてる「投げ銭ライブ」。
一人20分枠。だいたい三曲くらい。
素人さんも、玄人さんも同じ土俵で自分のルールで歌ったり踊ったりする。

オープンマイク。開かれた場所。

ここで出会った5人のおっさんたちがある日バンドを作りました。
酔っては無かったけど、勢いで。

全員がソロのミュージシャン。弾き語りをする。
オリジナルの曲を作ったりしてる。
みんな毛色が違う(笑)
そして全員がいろんな楽器をする。

そんなバンドってあまりない。

上昇志向も、ミュージシャンエゴも、自己アピールもなく
ただただ音楽を演奏する。

とても恵まれたバンド。

 

結成からもう2年近く経つけど、ほとんどライブはやってない。
ソロではみんなライブをやってるけど。

その5人が奇跡的に集まったのが12/5。熊本から、鳥栖から、北九州から、福岡から。
清川へやってきた。

俺たちは立派な死に損ないだ!

 

当然、みんなソロでやる。
オリジナルやらカバーやら。
サンダーバーズ・フォアのギタリストでもあるサニーは一番手でやらせてもらって、あとはゆっくり楽しんだ。
帯状疱疹に苦しみながら(笑)

サンダーバーズ・フォアのギターボーカルでもある岡村君は、自身のロックンロールをテレキャスでぶつけた。
世界とは関係ない、自分の音楽。
すごく痺れた。
世界とか、社会とか、政治とかいろんなことは、自分の手の届く範囲からはじまるんだなあ。そして彼は「自分のためのテロ」を自分に向けて強行する。世界で一番小さな叫び声の男が、自分に向かって張り裂けんばかりに叫んでる。

サンダーバーズ・フォアのベースボーカルでもある山浦氏は、相変わらず一番おしゃれでかっこいい。
今回は盟友のドラマーを引き連れて、本当に生かしたライブをやった。
ロマンチシズム溢れた、入り組んだ名曲ばかり。
ぼくにも、岡村くんにも、他の人にも書けない歌。風景。

サンダーバーズ・フォアのドラムのグッチーさんは、その懐の広さと人生経験の豊かさから滲み出る、樽の中のウイスキーのような歌を歌う。
僕も一曲、入れてもらった。
誰が入ってもグッチーの歌で、誰を入れてもその人を活かしてくれる。
すごいことだ。

サンダーバーズ・フォアのギターボーカル、そして新メンバー(笑)のしんちゃん
ドブロギターでアメリカンな空気を作り出す。
繊細で優雅である。
控えめで馬鹿騒ぎせず、いつもにこりと笑ってる。
躁状態とうつ状態を繰り返す僕や岡村くん(一緒にしてごめん!)とは全然違う(笑)

しんちゃんとグッチー氏、山浦氏をみてると、幼馴染の良さを感じる。
青春期に音楽に触れて、その思いをずっと絶やさず生きてる。
人生を生きてて、お互いがそれを知ってる。素晴らしいことだ。

 

 

音楽について、人生について。
悩みは尽きない。
ライブをやるごとに凹み、憂鬱になり、または躁状態になり
もうやれない、と、まだまだを繰り返す。

このサンダーバーズ・フォアで演奏すると、

それでも人生は生きるに値する

そんな気持ちになる。

 

同年代のおっさんずが楽器を取り、オリジナル曲をやる。
1発当てることもないだろうし(笑)賞賛を浴びることもないだろう。
でも、ここにいると「音楽だけを楽しむ」ことができる。

音楽に付随する幾多のイライラや焦燥もなく、ただ、「今生きてて、楽しい」を感じられる。

 

互助会だろうが老人クラブだろうが関係ないぜ。
生きてきて、まだ今日現在生きてて、生きてることが楽しい!なんて心底思うことってなかなかないから。

仕事や生活や世の中に打ちのめされて日々を送っていてもね。
サンダーバーズ・フォアが灯してる火は、案外大きい。

 

最後にみんなで、打ち合わせもリハもなくやった「マイジェネリーションキッズ」はサイコーだっった。
来年もいい年でありますように。
おっさんずにも、おっさんでない人にも!ハレルヤ!

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018

 





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