音をころがす。よりそう。ぶつかる。最後は消える。【珈奈さんとスタジオセッション】

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

先日、たけっちのワンマンで一緒になった珈奈さんと、即興セッション大会(ふたりのみ笑)をした。
スタジオで。

たけっちワンマンライブ@HOMEにお呼ばれした【繊細なギターにあの歌詞が笑】素敵な鍵盤奏者ともセッション!

 

お客さんのいない、ライブ。
自由な音の空間。

ギターはエレキ、ボリュームペダルのみ。アンプのリバーブだけ。
彼女はシンセサイザー。

2時間弱、ほとんど話さずに、休憩もせずに。
ただただ、楽器をいじってた。
お互いを見ることもほとんどなく(笑)

楽器はたのしい。
スタジオは楽しい。
スタジオは贅沢だ。
ライブのプレッシャーは全くなく、そこには「盛り上げなきゃいけない」とか「伝わるかな?」とかのよこしまな気持ちがない。

「ライブをしないなんて音楽活動じゃない」っていう人もいるけど。
僕は楽器を操る人、歌を歌う人とスタジオで「音にまみれる」のが好き。
自己顕示欲も、自己否定もない「音」だけの世界。

 

福岡の音楽シーンは基本「歌う人」の集まり。
とくにソロでやってる人は弾き語りの人が多い。
でも珈奈さんは歌わずに、キーボードだけを弾く。

 

 

ピアノをずっと習っていて、嫌で嫌でたまんなかったらしい。
そしてレッスンの間、あまりに嫌がっていたから、毎回5分だけ「好きなように弾いていい」って言われたらしい。
その5分があまりにも楽しかったので、「自由に弾く」ようになったんだって。

 

スタジオではとりあえずのキーを決めてはじめたり、何も決めず弾き始めて、それについて行ったり、弾くのをやめたり。
楽器二台で映画を作るようなきもち。
録音したものをすこし聞いたけど、純度が高かった。
音だけがそこにあった。

この日、この時の音になった。

いきなり弾き始めた「桜」。

 

ぼくのバンド「クルー・オブ・ブルー」でも実はスタジオが一番楽しい(笑)
演奏時間も決まってなく、個人が好きに音を出す。
アンサンブルを考えながら。
離合と迂回とを重ねる。
バンドこそが実は、スタジオセッションこそが実は「民主主義」じゃないかと思う。
もちろんリーダーがいて、フロントがいて、決まった曲をやる時は「専制君主」が必要かもしれない。
お客さんとしてライブを見ると「ソングライター」が王様だ。
でも、その王様を「どんな神輿にのせるか」ってのをいろいろ試せるのがスタジオ内セッションじゃないだろうか?
そこには自由な、民主主義がある。

 

珈奈さんは今週末で音楽活動を休止する。受験勉強のため(笑)
そうだった。
まだ、高校生だった。

これからもっともっと豊かな音楽を作っていくだろうし、いろんなひとと関わっていくだろうね。
来年の春以降、またお目にかかることもあるだろうし、またスタジオで遊びたい。

しっかり勉強して、いい春を迎えてください。

 

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019





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