こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
下関。唐戸市場に行ったあと、おとなりの海響館へ。
水族館は、ちょっと料金が高いイメージ。
でもイルカのショーもあるしなーと思っていたら
やっぱりコロナウイルスのせいで中止。
まあしょうがないかな。
それでも多くの家族連れがきてた。
陸に住む動物の多い動物園は、やっぱり地続きな気がするのけど、海は全く別世界。
銀色に光る魚たちをみながら「海で暮らしたいな」なんて思う。
金子みすゞ的にいうと
「さかなは何にも悪いことしてないのに私に食べられて可哀想」なんだけどね。
音のない水槽を見てると、心が落ち着く。
しゃべってる人たちの声がどんどんとおくなる。
クラゲのように漂って生きたいと、割と多くの人が思ってるんじゃないかな?
クラゲには脳がなく、考えることをしない。
すべては「反射」で動いてる。受動的。
脳がないからストレスもないのかもしれない。
海は地上とは全く違う世界。
この星の大半を占める「マジョリティ」でもある。
僕らは海のことを割と知らない。
ゆうゆうと泳ぐさかな。
人種の違い以上に形状の違う生き物が同じ水域にいる。
もちろん、食糧として食べられちゃう生き物もいるけど、そもそも生まれる数が多かったりする。
「死」も、存在価値としてそこにある。
僕ら地上の生き物も、本来の姿はそうなんだろうけど。
食物連鎖の一番頂点にいる(と思ってる)人間という動物が不自然に生き延びてることで、この星の環境に著しいストレスをあたえているんだろうなぁ、なんて思う。
直立不動で、エサを待ってる
僕らがそう思ってるだけで、じつは彼には別の思いがあるのかも
そんなふうに想像しながらみるのが好き。
ペンギンは陸にも、水にも生きていける。
じっと動かないとき
彼らは何を考えてるのか?
それともただ「止まってるだけ」なのかな?
ただ止まる。
ぼくにはなかなかできない。
でも必要なことにも思える。
ただ、止まる。
一段高いところにのぼってるペンギンがいる。
係員がエサを持ってきたんだけど、降りれない。
怖いんだろうか?
段差が?
なぜのぼったんだろう。
他のペンギンはエサをもらってるなか、慌てて右往左往してる。
こっちよりあっちの方が低くて降りやすいかも
いやいや、やっぱこっちかも
そうやってるうちにどんどん時はすぎ、エサがなくなってく。
えい!
飛び降りて、なんとかエサにありつけた。
10分くらいはウロウロしたかもしれない。
ほっとした。
ショーのないショーステージへいってみた
イルカが悠々と泳いでた。
練習をしてるアシカもいた。
彼らには「なぜショーがないのか」はわからないだろう。
「客の入りがわるいなぁ」なんて思ってるのかもしれないね(笑)
ひさしぶりの水族館
いろいろ考えた。
何も考えずに楽しめるところに来てもこれだ。
ぼくはつくづく「取り越し苦労」が好きなんだろう。
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