13歳は一度だけ【古賀鈴音と齋藤ゆい】@キャバーンビート

魔の14歳なんて言葉がむかしあった。

温室で守られてきた子供時代を終わらせ、外の空気、いろんなバイキンなどに触れ、自我を叩きながら磨き上げていく旅をはじめるとき。
目の前に広がるまっさらな道に恐怖を覚え、胸の高鳴りもある。そんな年代。

 

福岡のライブハウス「キャバーンビート」で出会った「ふたりの13歳」のおはなし。

 

もう1年近く前に「古賀鈴音さん」とであった。
まるで天から引っ張られてるかのように細く、長く伸びた手足。この一年でさらにしゅっと伸びたんじゃないかな?

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強烈な印象を残すオリジナル曲と、日に日に力を増す歌唱力。
太陽に向かって咲く花の姿を、早回しで見てるような感慨。
おっと、どんなに若くてもシンガーソングライターとしてはライバルだった(笑)感心してばかりもいられない。

彼女とは歌を交換したり、おなじステージに立ったりして交流を深めてるんだけど、彼女の作品にはいつもうならされる。

自分の身体に生えたトゲ

走り続ける「時間」の苦悩

恋愛模様の中でかぶる、脱がせる仮面

など。

期末試験の問題集を解きながらウンウンいってる姿からは想像できない。

 

昨日は題名もまだ決まっていないホヤホヤの曲を聴いたんだけど。

苛立ちやウソ。逃げ道。それをすべて自分のせいだといってみたりする感情的な部分と、「明日にでも」「アスファルトで」なんていう歌詞の踏み方に光るクールネス。
自分で作り上げた主人公を演じながら、同時に監督の冷静さも持つ。
いい曲つくるなあ。

僕もがんばろう(笑)

>>鈴音さんとの共作はこちら

 

最近お会いした「齋藤ゆいさん」。

ギターを始めてまだ数ヶ月。もちろんぎこちないし、ミスもたくさん。
でもね、譜面も見ずに、手もともあまり見ずに弾き語るんだ。

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昨日ドリカムの「晴れたらいいね」をやった。
あんな難しい曲。ぼくには無理かも。
それにトライする恐いもの知らずなハート。

ギターを持って立つ姿はまるでドラクロワの描く「民衆を導く自由の女神」だ。

お父さんはミュージシャンのようで、娘のセッティングをいつもチェックしてる。ほほえましい光景。
いまは骨がきしむくらいにつま先だっているんだろうけど、その痛みには気がつかないくらい楽しいんだろう。音楽という麻薬がきいてて。

 

 

若い人たちと場を共にしたり、話したりすると、新しいいろんな発見がある。でも実はこの13歳のふたりのご両親と話すのが好きだ。

ご両家ともすごく一生懸命で、愛情に溢れてるから。

時々は心配になったり、ケンカしたりすることもあるだろうし、思い通りに行かないことも出てくるだろう。それでも親子の絆ってすごい。

自分の子供にはなかなか冷静でいられない僕が言うのもなんだけど(笑)、そのまま、今のまま愛情をたっぷり注いでください。

次の時代を、新しい方法で耕すのは若者たちだから。

 

 

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