新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて。
ウッキウキーな2016年、いきなり面白いことに出くわしたので報告いたします。
さる1月某日、冬休み中の息子5歳(チビ鉄)と一緒に地下鉄に乗って、城南区別府の
『中華パンの専門店 福慶』
へ行きました。
わたくし、407号の橘ちひろちゃんと一緒に「ママじゃない私、ポートレート」という企画をやっておりまして、昨年12月に、「福慶」の店主、蒋艶林さんを取材しております。
この日はただ単に、美味しい中華まん各種をたんと買い込むのが目的。もちろん、蒸し器から上げたてをイートインスペースでハフハフ食らう気も満々です。
すると、「いいときに来ましたね。今から、テレビの取材がありますよ」と蒋さん。
えええええ!
FBS「めんたいワイド」の“ジモトリコ”という町歩きコーナーですってよ奥さん。
実は夕方の情報バラエティの視聴習慣がないので全く知らなかったんですけど、そこはゲスの根性で居座りますよね、もちろん。
だって、あと10分後に始まるっていうんだもん。
蒋さんも「お客さんがいるほうがいいから、ぜひ座っててくださーい」って言ってくれたし!
はたして10分も経たずに、大きなロケバス的な車が店の前につけ、収録準備開始。
カメラマンさんが機材を用意し、ADさん(?)が蒋さんにマイクを付け、ディレクターさんが段取りを簡単に蒋さんに説明します。
ディレクターさん、客席に対しても「少しカメラを回しますが、いいですか?」と確認。
私 「もちろんです! むしろ、居てもいいですか?」 ←前のめり
そしてコーナーを担当するタレントさん、ブルーリバーの2人とえみりィーさんが到着!
きゃああ!!(と、存じ上げなかったのに心の中でめっちゃはしゃぐあたくし。)
ブルーリバーの一人が福慶を知っていて、他の2人に紹介するという設定。
それでは始めまーす、とカメラが回りだし、
「わー、ほっかほか!」
「肉汁がー!」
「何これッ、美味しい!!」
とかいう、いってみりゃ予定調和的な応酬が繰り広げられたのですが、生で見るとすごい。
まず、タレントさん(特に芸人のブルーリバー)は声を張る! 声がいい! 滑舌もいい!
タレント3人+蒋さんの会話というスタイルを生かしながら、
店名の由来や、蒋さんのプロフィール、商品の魅力や種類や特徴などなどを、わかりやすく、笑いを交えながら紹介していくこと。
テレビ慣れしていない蒋さんにも、答えやすい質問の振り方。
(蒋さんは事前に台本を渡されていたわけではありません)
一度もカメラを止めず、ものの10分ほどの時間で、タレントさんとの収録は終わりました。
彼らはこれを毎週のように、いろんな町で、1日にいくつもの店をまわってやってるわけですよね。
店の下調べをするのはスタッフでも、収録中は特にカンペもないようでした。
それぞれの店のデータや推しどころをあるていど頭に入れてなけりゃできない。
頭に入れてても、10分、カメラの前で自然な会話っぽくお店を紹介するって難しいと思うよ。
シロウトがやったら絶対棒読みになりますよね。噛みますよね。てか、テンパりますよね。
経験と技術のたまものな、プロの仕事だなあ、と思いました。
それに、テレビの人たちって何となく“上から”なのかなーというイメージだったんですが、タレントさんたちはナチュラルに優しく、スタッフの人たちはとても礼儀正しかったのです。
タレントさんたちは、カメラが止まったあとに、蒋さんや小学生たちと何度も写真撮影に応じたり、うちの息子に「いくつ?」「何食べたの?」と声をかけてくれたり。
スタッフさんは、「長い間お待たせしてすみませんでした」と誠実なあいさつ。
いやあ、やっぱり世の中、SNS時代。
ちょっとしたことが拡散・炎上につながりかねないので、局もタレントさんも、しっかり教育が行き届いてるのかもですね。
・・・なんて気もしましたが、別にそーゆーゲスな思惑ではなく、テレビの人たちはただ誇りをもって働いているだけかもしれません。
とにもかくにも、私の好奇心の虫もお腹いっぱい満足な、偶然の出来事でした。
「お持ち帰りの商品、ずいぶんお待たせしちゃったから…」と、蒋さんがちょっとおまけをつけてくれて、そういう意味でもお腹いっぱい(笑)。
オンエアは1月18日(月)ですって。
FBSめんたいワイド内、17時ごろからのコーナーとのこと。ぜひ見てねー。
◆
ただひとつ、「あー・・・」と思ったことがあって。
収録中、中国の重慶出身の蒋さんに、
「日本のいいところって、どんなところだと思いますか?」
と聞いてたんですよね(そこがオンエアされるかはわかんないけど)。
質問したタレントさんや番組を、どうこう言いたいわけじゃないんです。
それが定番だから。視聴者のニーズがあるから出た質問だと思うんです。
お店の紹介がメインだから、いわばオマケの質問だし。
誰だって、自分の身内や故郷を他人から褒められたら悪い気はしない。
その延長線上にある話なんだと思います。
でも私、
- 日本はすばらしい!
- 日本人はすごい!優しい!
- 世界は日本を大好き!
みたいな番組とかネットの記事、多すぎてヤバクない?って思ってるんです。サニーさんも書いてたけど。(https://mylifeismine.net/archives/5705)
もちろん、自分の国を知るのは大事。自分のいいとこも悪いとこも知って、受け容れるのがスタート地点なのと一緒。
あたくし、「日本史は必修にしろよ!」と思ってる日本史オタクだし(笑)。
だけど、そこに留まってちゃダメだと思うんです。
安保法案の議論のときから、特に強く思っていることです。
私たちが世界を知らなければならないんじゃないかな?って。
あまりにも、知らなすぎるんじゃないか?って。
島国で、世界のいろんな情勢が重なったから、幸いにも70年、戦争をしないでこられた。
だから、知らなくても問題なかった。
自分たちのムラとコトバで、自分たちだけで「戦争はイヤだよね」って言い合ってればよかった。
でも、平和って、お互いに「相手ありき」だよね。
夫婦だって友だちだって、そうやん。自分の主張だけじゃうまくいかない。
相手の生活習慣とか言動パターンとかに応じて、話し合ったり譲り合ったりしながら、試行錯誤して、良い関係を築き、維持していこうとするもんだよね。
世界の中で争わずに生きていきたいなら。
まして武力を用いないならなおさら、
コミュニケーション上手にならなきゃいけない。
そのためには、相手をよく知らなきゃ始まらないよね。
なので私、「ママじゃない私、ポートレート」で蒋さんを取材したときは、
「中国の良いところはどこですか?」
と聞きました。
私は中国のことをよく知らない。記事を読む人もほとんどがそうだと思うから。
蒋さんがどう答えたか、ぜひ、見てみてくださいね。
も一度、アドレスを。
写真はすべて、407号室、橘ちひろの撮影です。
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