キャバーンビート投げ銭LIVE40回記念【高校生の作る歌にぶったたかれた夜】

こんばんわ。ブログアパート管理人のサニーです。
昨日はキャバーンビートで毎月行われている「投げ銭」ライブに久しぶりに出演しました。

20分の持ち時間で、まあ3曲くらいをやる。
これが僕にとってはまあベストパフォーマンス。
しゃべらなくていいし(笑)

なので活動再開のための肩慣らし的にやろうと思って会場へ。

ところが…。

 

40回中の最多出場は僕だと思うけど、次が多分この人「斎藤ゆい」さん。
初めて見た時は中学生だったけど、今じゃJK。

その時の記事はこちら

恐るべき10代。アンファン‐テリブル【enfant terrible】

 

久しぶりに見た彼女は、相変わらず「シュッ」とステージに立っていたけど。
その歌の歌詞に頭をぶん殴られた。

 

変わらないものが集い 
変えようとしないのは
ただ「私が劣ってない」と位置づけるもの

 

変化を嫌う日本人。口先ばかりのイノベーション。
伝統という名の傘に隠れて
ナショナリズムを賛美する。

そんなくだらない日本人の中にも、ちゃんと育っている「変化」への欲求。
僕はすごくやられた。

 

変わらないもの同士で仲良くワーワー楽しく生きるのは「自分が劣ってない」と信じるための口実なんだ。
安心感は人を酔わせる。
居心地の良さに逃げる。

 

 

敗北者が見る世界を知らずとも
君に会うとたくさんの痛みを知れる

 

こんな一行がかけるだろうか?52年も生きてきて、ここに手が届かなかった。
これがまだ生まれて十数年の女の子の作った歌だ。

 

自分が十代だった頃、僕は何を感じ、考えていたか。
不安と焦りと怒りと。
ネガティブな感情を抱えきれずにこぼしていた。

スポーツができて、頭が良くて、もしくは友達がたくさんいて。
そういう人が「いい」と言われてて。
僕はどれにも当てはまらなく、家で空想ばかりしてた。

 

斎藤ゆいの「逃げ場」は頭の中らしい。

ここは孤独 完全な自由 
だから誰も見ない そんなmy place
これはサイン 秘密 かわいい
もっともっと手を伸ばせ 闇

 

光に向かって手を伸ばそうと僕は躍起になっていた。
あの揺らめく光をつかもうと。
あのように輝く人になりたいと。

もっともっと手を伸ばせ 闇

この言葉に勇気付けられた。
本当に。

日本じゅうにこの言葉で救われるティーンエイジャー、もしくはこじらせたおっさんたちはたくさんいるはずだ。

 

 

総勢10組の出演者たちがそれぞれに歌ってる。
僕は八番目。

斎藤ゆいにぶっ叩かれて、肩慣らしなんて忘れた。
全力で歌った。
僕の「闇」を。
僕の「三拍子」を。

 

ライブの後「サニーはツヤつけやけん、つまらん!」と言われた(笑)

そうだよ。「ツヤつけ」こそが僕だ。
やっとわかった。
盛り上がらなくていい。
僕はそれでいい。

 

僕は僕の、音程の定まらない震える声と、ツヤで戦う。

 

最近少しずつ剥がれてきた余計なもの。
少しずつわかってきた自分の色。
それを確かめることができた。

 

きっかけはいろいろだったけど、
「もうこれでいく」と本当に決められたのはこの夜の斎藤ゆいの歌のおかげだ。

 

おじさんは負けない。勝たなかったとしても。

 

この記事を書いたのは

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018





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