アダルトビデオ30周年という企画がひっそりと
2012年だから、いまから3年前か。
「アダルトビデオ30周年」という企画があってた。
知ったのは最近だから、一般的にはほとんど知られてないんだろう。
ぼくは1965年生まれ。東京オリンピックの次の年の、高度成長期がすこしぼんやりし始める頃に生まれた。当時の男の子のエロねたは「雑誌」と「マンガ」と「夜中の番組」だった。
古紙回収のお手伝いという名目で、各家庭から雑誌をあつめて、そのなかから「めぼしいもの」を抜き出しては、裏山の秘密基地へもっていって、回し読みした。
ドキドキしたね。まるでスタンドバイミーやね。(どこが?)
月刊プレイボーイとか、なんとか小説とか。
海外ものがおおかったような印象。
ビデオよりも先に、ビニール本全盛期
今回のテーマとは外れるけど、中学生、高校生時代はビニール本といわれるエロ写真集が猛威をふるった。ビニールにつつまれて中が見えないから「ビニール本」略してビニ本。
表紙はおとなしめだけど、中身はなかなかすごかった。もちろん性器はうつってない。
薄い下着をつけてるのがほとんど。
でも興奮した。
わるいひとたちが多かった地元北九州では、バイトしてるとかならず、〇〇組の方が来て。
ぼくら若者をかわいがってくれた(恐い意味じゃないよ)
タバコくれたり、ジュースくれたり。
そこでもらったのが、「裏本」といわれる無修正のビニ本。
衝撃だったね。
局部無修正。そして、すげえオバサンのモデル(笑)
なんせ15歳くらいの少年だもん。30半ばのやくざの情婦みたいな感じの人が厚化粧でセックスしてるのを無修正で見せられたら、夢も希望もなくなるってもんよ。
1982年に生まれたアダルトビデオというものをはじめてみたのは、多分20歳くらい。
ビデオデッキを買ったのが19歳かな??
大学を中退するころだったような・・・
あ、最初に買ったビデオはアダルトじゃないよ(笑)
ルースターズというバンドの「パラノイアックライブ」というもの。
ビデオデッキとかかなり高くて。どこにでもあるものではなかった気がする。
僕はピンク映画とよばれる「成人向け映画」の大ファンで、18歳未満のころからずーっと見続けてた。映画館のおっさんと友達になって、ただでもぐりこませてもらってた。
「映画監督になりたい!」っていって(笑)
最初に見たAVはなんだったか忘れた。
多分、オリジナルのAVじゃなく、ピンク映画をビデオソフト化したものだったような気がする。
ビデオデッキの販売にAVは一役買ったらしい。
いまのインターネットチルドレンにはわからないかもしれないが
「家でコッソリ、エッチな映画が見れる」
それはすごい破壊力のあるもんだった。
近所の電気屋で買ったらAV一本ついてたなんて噂がながれるくらい。
そのころのレンタルビデオの代金は、たぶん1000円くらい。
かなり高価なものだった。
アダルトビデオも普通の映画も一緒の値段。
となると、いくら欲望に駆られた10代だとしても、映画を借りちゃうことのほうが多かったかも。マジで。
劣悪なコピー商品も多かった。
一本のテープからダビングしたものを平気で貸してるお店もあった。
コピー防止機能とかもなかったし。
思い出した!最初にしっかりAVにお金を払ったのは、地元からちょっと離れた小さなお店で
「アダルトビデオダビングサービス」というのでダビングしたやつだ。
松田聖子カットの女優のと、あと2本くらいを、2時間のビデオテープにダビングしてもらったんだった。
レンタル代とダビング代で多分3~4000円したんじゃないかな?
宇宙企画が一番のおきにいいりだった
一番見たのは東京で一人暮らしをしていたころ。
これも東武練馬のいかがわしいビデオ屋さんで。そこのろはだいぶ値段が下がっていて、3本1000円とかじゃなかったかな?
女優さんがメインの作品とか、ストーリーものとか、淫乱系、SM系などバラエティに溢れてきた時期。1987年くらい?
AVアイドルといわれる人たちが出てきたのもこのころか?
大体、胸が大きいというだけで、奈保子ってわれたり、
(とはいえ当時はEカップで巨乳って言われてた)
限定した角度で見たときにギリギリアイドルに見えないこともない女の子が「聖子」とかよばれたり。
メーカーによって特徴を出していて、お付き合いするメーカーが絞られたりした。
僕は断然、美少女レーベルの「宇宙企画」だったが。
(いまでも宇宙企画は作品を出してる。)
ビデオデッキの普及にアダルトビデオが勢いをつけたのはまちがいない。
だたビデオテープはかなりデンジャーなアイテムで
何度も見られてるテープは傷がついたり、緩んだままにしてるとデッキにまきこんだり。
レンタル屋さんの怖そうな店員に気がつかれないように、ぐちゃぐちゃになった部分のテープを切り取り、両面テープで修正して返却したり。
テープの分解はホント大変で。
シールをうまくはがしたり。
独自のねじを外すものをつくったり。
創意工夫は「こまったこと」と「欲望」から始まるね。
デッキを2台つなげて、どんどんダビングしたりしたのもこのころ。
>>日本のアダルトビデオ30周年からみる【メディアの編纂】その2
>>日本のアダルトビデオ30周年からみる【メディアの編纂】その3
>>日本のアダルトビデオ30周年からみる【メディアの編纂】その4
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